2018年9月22日(土)~24日(月・祝日)の期間、横浜国際プール(横浜市都筑区)で「2018ジャパンパラ水泳競技大会」が開催されました。
小野 智華子選手(人事部)・宮崎 哲選手(北海道支店)・中島 啓智選手(千葉北支店)・前田 一成選手(宮崎支店)・窪野 一輝選手(人事部)が出場しました。
23・24日には大応援団が組まれ、金杉社長・山名専務をはじめ、約200名の社員が応援に駆けつけました。
社員の応援で選手を後押し!
当社アスリートが出場したレースでは、最近ではメディアでも有名になりつつある「緑の軍団」が大声援を送りました。
当社は、選手5名が出場するということもあり、応援団にも熱が入ります。
小野 智華子選手 S・SM11クラス(全盲)
小野選手は200m個人メドレー、100m自由形、100m背泳ぎ、混合女子4×100mフリーリレーに出場しました。
200m個人メドレーでは、3分9秒12で日本新記録・大会新記録で優勝。
100m自由形では1分15秒19で優勝、100m背泳ぎでも1分23秒80で優勝となりました。
- ●小野選手コメント
「今回のジャパンパラでは、初日の200m個人メドレーを自己ベストで日本新記録を樹立した以外、他の種目では、思うような結果を出すことができませんでした。しかし、多くの方に応援していただけたことで、精一杯力を出すことができたと思っています。 10月7日から、アジアパラが始まります。出場種目の全てで、ベスト記録を出し、メダルを獲得したいと思います。今後とも応援をよろしくお願いいたします。」
中島啓智選手 S・SM14クラス(知的障がい)
中島選手は100m自由形、100mバタフライ、100m背泳ぎ、200m個人メドレーに出場しました。
100m自由形では53秒99でアジア新記録・日本新記録・大会新記録で優勝、100mバタフライでも大会新記録を樹立。
応援団から大きな歓声が沸き起こりました。
100m背泳ぎ、個人メドレーでは銀メダルとなりました。
好成績に社員からは熱いエールが送られました。
- ●中島選手のコメント
「各種目でメダルを獲得することができ、結果は金1個・銀3個でした。特に印象に残った種目は100m自由形でした。決勝では54秒を切る53.99秒でベストタイムでアジア新記録を樹立することができました。他の種目についても、ベストタイムには届きませんでしたが、明確な課題や継続して行ったフォームの改善等の効果が分かったような気がします。アジアパラでは、現地の気温や環境にすぐに慣らし、リラックスした泳ぎでベストタイムを出していきたいと思います。ジャパンパラでは、お忙しい中応援に駆け付けてくださり、ありがとうございました。」
宮崎哲選手 S14クラス(知的障がい)
宮崎選手は50m自由形、200m自由形、100mバタフライに出場しました。
200m自由形では2分00秒91で銅メダルとなりました。
北海道胆振東部地震の影響もあった中での挑戦に、社員から温かい拍手と声援が送られました。
- ●宮崎選手のコメント
「ジャパンパラ水泳競技大会で2日間応援ありがとうございました。今回は3種目に出場しました。北海道胆振東部地震の影響もありましたが、持っている力を発揮できるように挑戦しました。200m自由形決勝で3位、2年ぶりに自己ベストを更新することができました。銅メダル獲得した事はとても嬉しく誇りに思っています。日曜日にアジアパラに向けジャカルタに出発します。100mバタフライのミスを恐れずに、今度こそベスト記録の更新を目指してまいります。」
前田一成選手 S10クラス(下肢障がい)
前田選手は50m自由形、100m自由形、400m自由形に出場しました。
50m自由形では27秒81で日本新記録・大会新記録を樹立、100m自由形でも1分2秒81と日本新記録・大会新記録を樹立。
400m自由形は5分8秒75で銀メダルとなりました。
日本新記録・大会新記録樹立に 応援団から大きな歓声が沸き起こりました。
窪野一輝選手 S12クラス(弱視)
窪野選手は50m自由形に出場しました。
50m自由形では31秒94と銅メダルとなりました。
(※)障がい者の水泳競技において、障がいの影響を最小限に抑え、競技パフォーマンスの優劣が無いように競技者をグループ分けしています。
金杉社長は、選手の健闘を大いに称えるとともに、多くの社員が応援に駆け付けている様子をみて、「全国の障がい者スポーツの会場が満員となるよう引き続きみんなで応援していきましょう」と語りました。
また、23日には金杉社長が、24日には山名専務がそれぞれ表彰式でメダルプレゼンターを務めました。
AD Challenge Supportでは、今後も選手の活躍を応援するとともに、全国で障がい者スポーツ大会を盛り上げていきたいと思っています。