2021年6月23日（水）～24日（木）にかけて、競泳の青木智美選手（経営企画部）がパラ水泳の小野智華子選手（人事部）をコーチしました。
小野選手のコーチはオーストラリア在住でコロナ禍により来日できず、現在オンラインでの指導を行っています。5月に開催された「ジャパンパラ水泳」を観戦した青木選手が、自身の専門種目「自由形」で「小野さんのタイムが1秒でも早くなれば・・・」と指導に駆け付けました。
練習では、フォームの見直しや苦手なターン強化などを行いました。全盲の小野選手に対し、青木選手は言葉や実際に手を取るなどして指導していました。
普段は、所属アスリートとして交流のある2人。互いへのリスペクトがあるからこそ、真剣にアドバイスを聞き入れ、時には笑いがこぼれる場面もあり充実した練習となりました。
＜2日間の練習を終えて＞
★小野選手 コメント
「この度、二日間、青木選手に指導していただきありがとうございます。二日間という時間の中で、私自身、以前は多少できていたことが、昨年怪我の影響で泳げていなかった期間があり、取りも戻せなかった感覚を取り戻すことができました。普段、私がやったことのない練習方法等をたくさん教えて頂きました。課題としてあげていたこと全てを指導して頂きとても感謝しています。今回教えて頂き学んだことを日々の練習に生かし、パラリンピックまでの期間を過ごして行きたいと思います。」
★青木選手 コメント
「同じ競技者として、一から教えるというよりは、長年競技を続けていると自分のスタイルというものが必ずあると思ったので、今回は小野さんから事前に課題をヒアリングして改善するアドバイスをするという形で進めました。私自身イベント等で水泳教室をやることはありましたが、目の見えない小野選手にどう伝えるか、自分はどうしているか等振り返ることができ、私自身にもよい機会となりました。私は東京大会の出場を逃してしましましたが、所属選手の皆を全力で応援していきたいですし、3大会連続出場している小野選手はとんでもない人だなと尊敬しています。この練習を通じて小野選手の記録が少しでも良くなったらうれしいです。」
AD Challenge Supportでは、今後も「チームあいおいニッセイ同和損保」のアスリートの活躍を全力で応援していきます。
