当社障がい者アスリートが
「第70回記念 大阪実業団駅伝」に出場しました!

2017年02月01日
(左から)松本 弘選手、宮崎 哲選手、松元 卓巳選手

2017年1月15日(日)、「あいおいニッセイ同和損保スポーツスペシャル 第70回記念 大阪実業団対抗駅伝競走大会」がヤンマースタジアム長居(大阪府大阪市)で開催され、宮崎 哲選手(北海道支店/知的障がい水泳)、松本 弘選手、松元 卓巳選手(福岡第二支社)が出場しました。

本大会は、昭和23年1月に第1回大会が開催され、現存する実業団駅伝としては日本最古と言われています。当社は、行動指針である「地域密着」の具現化を図るべく、第58回大会(平成5年)より協賛を開始。毎年、社員も多数参加し、健康増進・チーム力向上・コミュニケーション強化に繋がっています。

今回は、70回記念大会ということもあり過去最高の1006チームが出場。当社からも全国の部支店から173チームが出場し大会を盛り上げました。

当日は、今シーズン最強寒波到来で最高気温5度という厳しい寒さではありましたが、会場は出場選手たちの熱気に包まれていました。

 

襷でチームが一つに!

1区 松本 弘選手 軽快な走りでスタート!

当社障がい者アスリート3名と担当社員3名で結成されたチーム「チャレサポ(Challenge Support)」は6部(初参加チーム枠)に出場。
選手たちは、北海道・東京・福岡からの参加ということもあり、前日に大会コースを試走し、本番に挑みました。

1区7.1㎞の最長距離を走ったのは松本 弘選手(広報部/デフサッカー)。

デフサッカーでMF(ミットフィルダー)のポジションで活躍しており、持久力は十分。

30分07秒で2区の担当社員に襷を繋ぎました。

松本選手は、「1区という最長区間で1㎞を4分10秒台のペースで次の走者に襷を渡せたこと、健常者と障がい者の襷渡しは感極まるものがありました。」と笑顔で語っていました。

 

6部4区、区間賞に輝いた宮崎 哲選手

続いて、3区の担当社員から4区(3.3㎞)の宮崎 哲選手(北海道支店/知的障がい水泳)へ。大会前は、「初めての駅伝なので緊張します。イメージを掴むために、駅伝を題材にした漫画を読んで襷の受け渡し等を勉強しました」と話していた宮崎選手。

11分47秒の6部4区、区間賞記録の見事なスピードで5区の担当社員に襷を繋ぎました。

宮崎選手は、「参加にあたり目標を2つたてました。3.3㎞、10分40秒。たくさんの人を追い抜く。結果、タイムは達成できませんでしたが、たくさんの人を追い抜く事はできました。来年はもっと練習して、また駅伝に参加したいです」と元気に話していました。

 

デフサッカー日本代表のユニフォームで走る松本 卓巳選手

そして、アンカー6区(3.3㎞)は、松元 卓巳選手(福岡第二支社/デフサッカー)。

デフサッカーではGK(ゴールキーパー)、ゴール前の守護神・司令塔として活躍。今回のチーム「チャレサポ」でも、メンバーに気を配り、ムードメーカーとしてチームを牽引していました。

「今回、初めて駅伝を経験しました。陸上といえば個人競技というイメージが強かったのですが、駅伝はチーム一体感がありイメージを覆されました。極寒で風もありましたが、自分のベストを尽くして走ることができました。自分自身のタイムはよくなかったのですが、チームとして89位という成績は嬉しいです」と語った松元選手は、13分34秒でゴール。

 

結果、チーム「チャレサポ」は、1時間47分10秒を記録し、6部424チーム中、89位となりました。

パラスポーツ選手初出場を称えられ表彰状をいただきました。          当社応援団長 金杉社長とともに
沿道では、当社の応援団が大会を盛り上げていました!

たくさんの人に知ってほしい!

アミノバイタル配布の様子

今大会、当社と同じ(公財)日本障がい者スポーツ協会オフィシャルパートナーである、味の素様のご協力により、参加者の皆さまにアミノバイタルを無料配布を行いました。

3名の選手も前日の設営から当日の配布を担当しました。

配布エリアでは「一人でも多くの方に障がい者スポーツを知ってほしい」という想いから、写真展も併設。

選手たちは、互いにアイディアを出し合いながら協力しておこない、配布会場は出場者の皆さんで賑わっていました。

選手が協力して設置・配布を行いました

 

また、前日の当社壮行会では、障がい者アスリートとして紹介され、たくさんの社員から激励の声がかけられました。

壮行会にて 当社役員とともに

宮崎選手「アミノバイタルの配布のお手伝いをし、大きな声を出して選手の皆さんに声を掛けるのも初めての体験でした。入社して以来、色々な経験をさせていただいて、自分ができることが増えて嬉しいです」

松本選手「今後も選手同士やたくさんの社員の皆さんと一緒にできることがあれば嬉しいです」

松元選手「壮行会や大会で多くの方に障がい者アスリートの存在を知っていただける貴重な場になり、このような機会を設けてくださり感謝です。もっとたくさんの方に知ってもらえるように頑張っていきます!」

 

AD Challenge Supportでは、今後も選手の活躍を応援するとともに、選手とともに障がい者スポーツの魅力を発信していきたいと思っています。

そして、一つ一つの小さな取組みが、共生社会の実現へと繋がっていくことを願っています。

当社出場者・応援団が一つに!

当社 女子陸上部が7部で2連覇を達成!

昨年に引き続き、当社女子陸上部が7部(女性のみで構成されるチーム出場枠)で、2位以下を1分30秒以上突き放して2連覇を果たしました。

アンカーを走った社員は、「今回、メンバーそれぞれが病気や故障などがあり不安でいっぱいでした。かなりつらい状況の中で、無事、みんなでスタートラインに立ち、襷を繋ぐことができて本当に嬉しい」と語っていました。

困難を乗り超え掴んだ2連覇。3連覇を期待せずにはいられません!

AD Challenge Supportは、チャレンジし続ける女子陸上部を全力で応援しています!

見事、2連覇達成!
当社 女子陸上部メンバー

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