2017年6月6日(火)~12日(月)にモンゴルで開催された「ユーラシア大陸デフスポーツ文化フェスティバル2017※」に当社社員の蓑茂(みのも)裕樹選手(大阪自動車営業第二部)がデフバスケットボール日本代表として出場し、優勝に貢献しました。
※ ユーラシア大陸で国際大会への参加を通して日本代表強化選手の技術を向上させることにより、デフバスケットボールの普及と発展を図る。
デフバスケットボールって?
聴覚障がい者のバスケットボール。チームメイトの声、ドリブルの音・審判の笛の音がまったく聞こえない状態でバスケットボールをプレーする。選手が気づきやすくするために、大会などでは審判は黄色い手袋を着用、コートの対格で審判の笛が鳴ると旗を振って合図するシステムが採用されている。
見事!逆転優勝!
今大会、モンゴルから4チーム、ロシア地域選抜、ウズベキスタン、カザフスタン、日本の8チームが参加。
日本代表は、1回戦でモンゴル学生選抜を65対36で下すと、2回戦ではロシア地域選抜と対戦。72対68で勝利し、決勝に進出しました。
決勝では、モンゴル代表と対戦したデフバスケ日本代表。
高さを生かしたモンゴル代表のプレーに苦戦を強いられ、日本代表はなかなかリズムをつかめません。
前半はモンゴル代表にリードを許す展開に。
その後、徐々に流れを取り戻した日本代表。56対45で勝利しました。
途中出場の蓑茂選手は、アグレッシブな守備と正確なパスワークで流れを作り、日本代表の逆転勝利に貢献しました。
大会終了後、蓑茂選手は、「今大会が日本代表として初めての国際試合でした。高身長の選手が多くリバウンド争いがとても重要で、身長で負けている分フォーメーションを活用しながらフリーの選手を作ることを意識してパスを回し、得点につなげられたことが今回の勝利の要因となりました」と試合を振り返り、また、「ポイントガードとしての役割を意識して試合をしたものの、課題もたくさん見つかり、フィジカルやボールのキープ力を高めることを意識してこれからの練習に取り組んでいきます。来年は、ワシントンで行われるU-21世界選手権があるので、優勝をめざします。日々の練習や生活などを見直して頑張っていきますので、これからもデフバスケ日本代表チームの応援よろしくお願いします。」と次回大会に向けて課題と目標を語ってくれました。
AD Challenge Supportでは、今後も、チャレンジし続ける蓑茂選手を全力で応援していきます。
笑顔で帰国報告!
帰国後、蓑茂選手は所属の大阪自動車営業第二部に出社し、金メダルを持って帰国報告をしました。