毎日メディアカフェに当社選手4人が登壇!

2017年07月31日

7月4日(火)、毎日メディアカフェと毎日新聞社オリンピック・パラリンピック室のイベント「デフ&女子サッカー 世界一を目指して~あいおいニッセイ同和損保所属4選手を招いて」が毎日ホール(東京都千代田区)で開催されました。

会場の様子

当社から女子サッカーの横山亜依選手(広報部)・成宮唯選手(千葉支店)、デフサッカーの松本弘選手(広報部)・松元卓巳選手(福岡支店)が登壇。約80名の皆さまにご来場いただきました。

「B with C=読者とともにつくる新聞」をコンセプトに記者報告会やNPO、企業などによるイベントを開催し、交流を図り、カフェの実空間とウェブサイト、SNSのクロスメディアによる新たな情報発信をおこなっている。

まずは1勝!

当日は、サッカーJ1・セレッソ大阪の担当記者だった毎日新聞社オリンピック・パラリンピック室 委員 山口 一朗氏の司会進行のもと、和やかな雰囲気で始まりました。

冒頭、当社のスポーツ支援への取組みとデフサッカーについてご紹介させていただき、選手それぞれの自己紹介、競技を始めたきっかけ等をお話しました。

Wマツモト選手は、デフリンピック出発前だったこともあり「私たちは、今回で3度目のデフリンピック出場となる。日本は、デフリンピックでは勝ったことがない。まずは1勝!その先にメダルがあると思っている」と目標を話しました。

山口氏は、「デフリンピックを知っている人は11%とまだ知名度が低い。今日、この機会にもっと広まってくれたらと思っています。是非、いい試合をしてきてください。応援しています」と激励をいただきました。

また、「女子サッカーの二人は、入社前からデフサッカーを知っていましたか?」との質問に、横山選手は「筑波大サッカー部にはデフサッカー日本代表もいたり、女子の代表選手が練習に来ていたりしていたので知っていました。違和感なく一緒に練習していたので驚きました。多少、指示の声が聞こえないのかなと思うこともあったが、わかるように指示を出していくことが大事だと思いました」、成宮選手は「ブラインドサッカー(視覚障がい者サッカー)は知っていましたが、デフサッカーは入社して初めて知りました」と話しました。

松元 卓巳選手(左)と松本弘選手
手話通訳もありました

なでしこのゆううつ・・・?!

横山 亜依選手(左)と成宮 唯選手

女子サッカー選手の現状を次のように語りました。

成宮選手は、「女子サッカーはJリーグの皆さんと同じように恵まれていると思われるかもしれませんが、そうではありません。2011年のワールドカップ(W杯)に優勝する前は代表選手でもアルバイトしている状況でした。今年、(当社に)入社してから、サッカーに集中できる環境になりました」と述べました。

横山選手は、入社からの自身を振り返り「新卒で16年に入社しました。はじめのころは慣れるのに時間がかかったけれど、ほかの選手に話を聞くと自分は恵まれていると思いました。サッカーを仕事にできないのは、観客数が少ないのが最大の理由なので、少しでも多くの方に観に来ていただければと思っています」と訴えました。

サッカーの魅力、そして、今後の目標!

最後にサッカーの魅力と今後の目標について語りました。

横山選手

「弱いチームが強いチームに勝てる、ジャイアントキリングを起こせるのが魅力です。昨年はけがで休んだので、今年はチームに貢献したい。なでしこリーグは選手が運営にかかわっていて、手作り感があるので、ぜひ観に来てください」

成宮選手

「選手、監督はもちろん、スタッフやスポンサー、観客などの一体感があることが魅力です。目標は10得点ですが、まだ2得点で決定力不足を感じています。得点が取れるように頑張ります。観客数が少ないので、もう一度観たいと思ってもらえるような魅力のある選手になりたい」

松元選手

「チームワークで勝利を目指す、サッカーを通して仲間が増える、交流が増えるというのが魅力です。直近の目標はまずデフリンピックでの1勝、そしてメダルですが、将来は、デフリンピックへの理解を広げ、日本でデフリンピックを開催できるようにしたい。また、デフサッカーの日本代表にはキーパーコーチがいないので、ライセンスを取って、未来の日本代表の力にもなっていきたい」

松本選手

「サッカーの醍醐味は周りの人と一緒に盛り上げていけること。自分はろう学校出身なので、メダルを取って、自分と同じように障がいを持つ子供たちの目標、あこがれの対象になれるよう頑張りたい。小学校で授業をしたことは良い経験になりました。周知活動に力を入れたい」

 イベント終了後も、参加者の皆さまからたくさんの激励をいただきました。参加者と選手たちが触れ合うことで相互理解が深まったこともあり、意義のあるイベントでした。4名の選手たちにとっても大変貴重な経験となりました。

AD Challenge Supportでは、今後も様々な形で、チャレンジし続ける選手を応援していきます。

会場からは様々な質問がありました
終了後、たくさんの激励をいただきました

 

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