2022年8月30日（火）、車いすバスケットボールの秋田啓選手（中部損害サービス第三部）が、９月より、ケルンを本拠地とするドイツ最大のクラブチーム「９９ｅｒｓ」に加入し、ブンデスリーガにチャレンジすることとなったため、当社センチュリーホールにて記者会見を開催しました。
冒頭、新納社長より今回の秋田選手のドイツリーグ参戦に関して、
「海外チームへのチャレンジは前例のないものですが、この熱い思いを当社としてもしっかりと受け止め送り出すこととし、ドイツでの秋田選手の挑戦を支えることとしました。」と、秋田選手のチャレンジを全力サポートすると述べたうえで、「海外の車いすバスケットボールをしっかり体感され、競技力、人間力、語学力など、あらゆる面で、ひと回りも、ふた回りも大きく骨太になって戻ってくることを期待しています。ドイツには、当社の欧州事業の核となる現地法人もあり、その拠点をケルンに置いています。国内での大会応援と同じように、現地での試合の応援も含め、現地社員のメンバーも秋田選手をサポートする態勢を準備しています。もちろん、私も応援に駆けつけたいと思っています。」
と、秋田選手に期待の言葉を寄せました。
続いて、来賓の日本車いすバスケットボール連盟の玉川会長より
「当連盟所属の秋田選手が、スキルアップを目指し海外へチャレンジすることは、あいおい社の支援があって実現できたものですので、大変感謝しています。いま車いすバスケットボールは世代交代の時期ともいえますが、引き続き日本代表として活躍できるよう、今回のドイツでのチャレンジをチャンスに変えて、大きなセットプレーヤーとして戻ってきてくれることを期待しています。」
と秋田選手に対し激励の言葉をかけられました。
秋田選手は、
「会社として前例がない中、多くの社員の方々にご協力を頂いてドイツリーグ参戦がかなうことを嬉しく思っています。明日に出発を控え不安もありますが、自分の成長のため、そしてアスリートとしてのスキルアップのために挑戦してきたいと思います。１シーズンという限られた期間の中で、海外の選手たちとの試合の経験を積み、今まで経験できなかったこともたくさん経験して、競技面だけでなく、人間面での成長もして帰ってこられたらと思っています。」
と決意表明しました。
最後に、同期入社である元競泳日本代表の青木智美さんより、
「先日行われた車いすバスケットボールのエキシビジョンマッチで初めて秋田選手のプレーを拝見ました。身長が高く、他の選手よりも頭一つ分抜けていて、長い腕で遠くからきたパスを片手でキャッチしてシュートを決める姿がとてもかっこよかったです。言葉が違うことや、慣れない環境に身を置くことは大変だと思いますが、限られた競技人生の中で色々なことにチャレンジしてほしいですし、悔いのないように過ごしてほしいです。あの時この決断をしてよかった、ここに来てよかったと思えるような充実したドイツ生活を送ってください。私たち社員一同は秋田選手の挑戦を応援しています！」
と、元アスリートとしての熱い応援メッセージを送りました。
最後に記念品として、新納社長より、「お味噌汁」の目録と、秋田選手の職場メンバーからの寄せ書き、ビアカップが贈呈されました。お味噌汁の目録は同期の青木さんがデザインしたもので、ビアカップは、試合の後の祝杯をあげるときに、遠く離れた場所にいる職場メンバーも一緒にお祝いしたいとの想いで中部地区有志社員が選んだものです。秋田選手は嬉しそうな表情で記念品を受け取り、ドイツでのチャレンジを改めて誓いました。
AD Challenge Supportでは、今後も秋田啓選手のチャレンジを全力でサポートしていきます！
岐阜サービスセンターにて壮行会！金杉会長も激励！
記者会見の前日には、秋田選手が所属する岐阜サービスセンターにて壮行会が実施され、約90名の社員が参加しました。
オンラインで参加した樋口副社長からは、「ドイツリーグへの挑戦について、心からお祝いしたい。秋田さん自身が自分の成長を高めたいとオファーを受けたことにも敬意を表したい。海外という新しい土地でのチャレンジは、私たちにもチャレンジすることの大切さを教えてもらった。これからも当社は秋田さんを全力でサポートするので全力で車いすバスケに打ち込んでほしい。来春、帰国する際には選手、社会人として大きくなった秋田さんに会えることを楽しみにしている。」と激励の言葉が送られました。
また、記者会見の直後には金杉会長も駆けつけ、秋田選手に激励の言葉をかけました。
多くの社員が秋田選手を応援しています。がんばれ、秋田選手！！
