
2023年3月4日(土)、スポーツ庁が推進するスポーツキャリア事業の一環として「Athlete Career Challenge カンファレンス2023※」が開催され、当社広報部特命部長・倉田秀道氏が登壇しました。
※「Athlete Career Challenge カンファレンス2023」とは?
スポーツ庁ではアスリートが安心してスポーツに専念できるよう、アスリートが現役時代から引退後のキャリアについて準備するための支援を行っています。スポーツ界におけるキャリアサポートの推進のため、その一つとしてスポーツキャリアサポートコンソーシアムの運営を開始しています。スポーツキャリアサポートコンソーシアムでは本カンファレンスを開催し、「アスリート・指導者が知っておくべきアスリートキャリアの向上とライフキャリアの関係」を大きなテーマとして、各セッション代表者による講演を通じてその成果をアスリートのみならず指導者等に広く活用いただくことを目的としています。
今回、スポーツ庁からスポーツキャリアサポートコンソーシアム役員を通じて依頼があり、登壇する運びとなりました。当日は会場に200人の参加者が集まった他、オンラインでも600人の参加者が集まりました。

倉田氏はsession3「アスリート人材への期待」に登壇し、3つの視点で講演しました。
①アスリートサポートの考え方
②企業におけるアスリートサポート
③アスリートへの期待
早稲田大学スキー部監督、全日本ナショナルチームコーチなどを歴任した際の知見の一部を披露しつつ、当社におけるアスリート雇用の実態、引退後の人生・キャリア形成をどのように考えるべきか、また、指導者への指針として選手指導の中でいかに人間性・キャリアに関わるサポートを行うべきかなどをお話しました。
参加者の皆さんは、指導者(コーチ)や競技関連団体の方が多かったようで、会場は熱い空気感に包まれていました。セッションごとの講演やトーク・質疑に真剣に耳を傾けられ、多くの方がメモを取る姿が印象的でした。

〇倉田氏コメント
「session1では松田丈志さん(元競泳選手)の講演とトークセッション、session2では競技チームでの活動に関するトークセッションが記憶に残っています。特に、松田さんが選手の立場で話された内容、~現役時代から自身の引き際、引退後の自分の姿をイメージして準備してきた、中途半端にならないようにしっかり考えた~という内容には、驚きとともに、ステップアップするための着実な準備期間があったことをあらためて認識しました。
私はsession3で、自身の競技現場での指導知見、会社におけるアスリート支援についてお話させていただきました。とりわけ、当社の取組みは持続可能なカタチを模索してきた結果で現在に至っているのですが、この取組みに対する評価が高かったのは少々驚きでした。スポーツ支援、アスリート支援を行っている企業は多くあると思うのですが、『アスリートが真ん中』『地域』『社会課題』といったキーワードに注目が集まったようです。地域部支店の皆さんとの連携・協力(オールADでの活動)が奏功したように思います。
講演終了後には、参加者との名刺交換、多くの参加者から質問をいただき、関心の高さを感じるとともに、私たちが担っているスポーツ領域業務への責任感をますます感じた次第です。」
AD Challenge Supportでは、今後もスポーツを通じた様々な活動に積極的に取り組んでまいります。