女子サッカー・横山亜依選手が
伊奈町立小針北学校で講演&体験会を実施!

2024年02月20日

2024年1月25日(木)、女子サッカー・横山亜依選手(愛媛支店)が伊奈町立小針北小学校にて講演&体験会を行いました。

笑顔で話す横山選手

当講演は、埼玉県教育局主催の「令和5年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環で、児童生徒に命を大切にする心や夢に向かい希望と勇気をもってやり遂げる態度を育てるためにスポーツ選手や芸術家などそれぞれの専門分野の第一線で活躍する社会人を招き、その生き方にふれる講演会を通じて、子ども達の豊かな心をはぐくむ道徳教育を推進することを目的としているものです。

小針北小学校では全校児童(約800人)が講演会に参加、その後、5年生を対象に体験会を実施しました。冒頭、横山選手からは「今日は皆さんとお話できることをとても楽しみにしてやってきました。みんなの中に何か一つでも残ればいいなと思うので、がんばって聞いてください。私もがんばってしゃべります。」と問いかけると、子どもたちは元気に「はい!」と返事をし、会場全体がまとまりをみせた中で講演がスタートしました。

会場の様子

横山選手は、まず自己紹介として、出身地(兵庫県)と現在の拠点(愛媛県)の地域についてお話しし、その後、自身が小学校の頃好きだった科目(算数と理科)、その頃なりたかった夢(小学校の先生)、一番の思い出(校長室に呼び出されたエピソード)を紹介しました。

その次に、今の一日の過ごし方を紹介しました。「サッカー選手と社会人の二足の草鞋を履いていることは、大変なことも多いけれどもそれ以上に学ぶことも多く、一石二鳥なんじゃないかなと思っています。」ポジティブに語りました。

小学3年生の頃からのサッカー人生において学んだことでは、勉強もがんばっていたこと、サッカーを続けたいという将来を考えて上京したことを語りました。また、会場にいる女子サッカーやっている子どもたちに向け、「将来、一緒にサッカーできるのを楽しみにしています!」と嬉しい発言もみられました。

4回大きな怪我をして手術をした横山選手。怪我によって失ったものとして、時間や不安な気持ちなどネガティブな気持ちや考え方を切り替えたと話しますす。「神様は乗り越えられる人にしか試練を与えないという言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、頑張っている人には絶対にみんな助けてくれるし、すぐに結果がでなかったとしても、先の人生で必ず帰ってくるので、諦めずに最後まで頑張り続けてほしいと思います。」と自身の体験をもとにメッセージを送りました。

また、心のコップという、たとえ話をし、「みんなの心の中にコップがあります。色んな人が成長するまでジュースを注いでくれるので、コップは必ず上を向けて、大きなコップを持ってほしいなと思います。」また「未来の自分にありがとうと言ってもらえるように、頑張ってほしいなと思います。」と伝え、講演会を締めくくりました。

5年生を対象にした体験会では、2.5クラスを2回に分けて実施しました。ウォーミングアップとして、ランニングを兼ねたグルーピングのレクリエーションを行った後、ボールの扱いに慣れさせるためにペアでパス練習を行った後、試合を実施しました。
試合はチーム戦とし、4色のビブスに分かれた子どもたちは、2チームずつ試合と応援で交替しました。人数が多いので、ボールも最大3つ使用、子どもたちは各々が狙ったボールに集中して活発に走り回り、シュート回数が多いため応援も盛り上がり、大盛況に終わりました。

体験会スタート!
準備体操も兼ねて
二人で息を合わせます
ボールの扱い方について説明する様子
試合の様子
コート全面を使って
校長先生とともに

AD Challenge Supportでは、今後もアスリートとともに、スポーツを通じて、地域貢献に資する取り組みを続けてまいります。

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