上智大学主催「CÉCITOUR TOKYO」に協力!

2024年06月05日

2024年5月12日(土)、上智大学にて「CÉCITOUR(セシツアー) TOKYO」が開催され、当社が体験教室、ブース出展、アスリートトークショーにて協力しました。

Cécitourは、フランスハンディスポーツ連盟がフランスの主要都市を巡回して視覚障害者のスポーツの実践 ・社会参加 を促進するプロジェクト。今回、上智大学のイベントに共催、日本での初開催となります。東京2020大会を契機にバリアフリーを進める取り組みが産官学さまざまな分野で行われてきました。本イベントを通して東京のアクターたちが再びつながり、あらためて各々の取り組みを発信する機会を創出するとともに、D&I (今回は視覚障害に焦点を当てる)という世界共通の課題に対し、他国の先進的な取り組みを学び、当事者ニーズとマッチングを検証、さらに市民への理解を広げる機会として開催されました。

 

当社は、上智大学と2018年から包括連携協定を締結し、パラスポーツを通じた活動、連携講座の開設、多文化共生社会研究所の設立など、産学連携の一環としてあらゆる取組みを一緒に行ってきました。セシツアーも開催する意義に共感したことから協力に至りました。

【当社協力コンテンツ】

(1)ブース出展 パラスポーツ写真展

(2)障がい者雇用事例紹介 障がい者雇用の企業活用事例、障がい者雇用の活動を紹介

(3)体験授業 当社が提供する連携講座を体験授業形式で開催「パラリンピックと共生社会」

(4)アスリートトークショー 松元卓巳選手が登壇(デフサッカー・福岡支店)

 

オープニングセレモニーでの企業紹介では、兵藤郁子常務(サステナビリティ推進、DE&I推進担当)が登壇、当社の取組みを披露するとともに、本イベントへの期待を込めて挨拶しました。

兵藤役員 挨拶の様子

〇兵藤常務 挨拶

「弊社では、『DE&I』を強力に推進しています。弊社では、『エクイティ』を盛り込み、『DE&I』として推進しています。

個人を認め合い、相手を理解し、そして、公平性を意識して取り組んでいます。具体的には、障がい者雇用を通じて、あるいは、スポーツを通じて、多様性の理解を深めています。私たちを取り巻く環境には、いろいろな環境があり、多様なバックグランドを持つ人々がおられます。あらゆる環境の中で、多様性とは、『女性活躍』、『LGBTQ』、『人権啓発』、『ワークライフバランス』などを理解し、具体的な取組みとして定着することが求められます。

オープニングセレモニー会場

そのことを通じて、初めて、『個人の多様性を育む』土壌ができると考えています。弊社はこのような取組みを通じて、全国で働く社員のエンゲージメントを高める努力をし、多様な人材が活躍できる環境づくりをしています。今や社内では、『多様な人財の総活躍』が合言葉になっています。本日のこのイベントを通じて、ひとりでも多くに方に、その趣旨をご理解いただき、『多様な人財の総活躍』が具現化できるようご期待申しあげたく思います。」

 

ブース出展 パラスポーツ写真展

当社ブース

当社ブースでは、パラスポーツの魅力を伝えるパラスポーツ写真の展示と川内優輝選手のNFTカード配布を行いました。

多くの来場者の皆さんにパラスポーツを知っていただく機会となりました。

 

障がい者雇用事例紹介 障がい者雇用の企業活用事例・障がい者雇用の活動を紹介

障がい者雇用事例紹介 元パラ水泳・窪野氏
障がい者雇用事例紹介

当社は、2022年に「特色ある障がい者雇用の取り組みを行う優良な企業」として、「障がい者雇用エクセレントカンパニー賞 (都知事賞)」を損保業界で初めて受賞しています。

人事部ダイバーシティ推進室 小谷氏、元パラ水泳選手の窪野氏より当社の障がい者雇用の紹介を行いました。

体験授業「パラリンピックと共生社会」(当社が提供する連携講座を体験授業形式で開催)

体験授業 松元選手
広報部 倉田氏

当社が2018年より現在に至るまで上智大学で開講している連携講座を体験授業形式で開催しました。

予約制の体験授業でしたが、高校生を中心に約140名の参加者が受講されました。

広報部スポーツチーム統括の倉田氏、デフサッカー日本代表の松元卓巳選手(福岡支店)が講師を務めました。

 

アスリートトークショー 松元卓巳選手(デフサッカー/福岡支店)が登壇

トークショー 松元選手
アスリートトークショー

イベントの最後を締めくくる「アスリートトークショー」には、日本パラリンピック委員会・河合純一会長らとともに松元選手が登壇しました。

競技に向かう際のモチベーションの維持の方法、デフサッカー日本代表キャプテンとしての選手への鼓舞の仕方など、ハンディキャップをものともしないアスリートのパワーの源を披露していました。

 

兵藤常務と上智学院サリ理事長

AD Challenge Supportでは、今後も、多様な人材が活躍できる社会を目指して様々な取り組みを行っていきます。

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