2016年11月12日(土)・13日(日)に、「第33回日本身体障がい者水泳選手権大会」が 福岡市立総合西市民プール(福岡県福岡市)で開催され、当社社員 小野 智華子選手(人事部)・宮崎 哲選手(北海道支店)が出場しました。
今大会には、福岡地域の社員26名が応援に駆けつけ、選手にエールを送りました。
小野選手 日本新記録達成!新たなチャレンジ!
小野選手は、S11クラス「100m自由形」・「100mバタフライ」の2種目に出場。
大会前、「今大会は、ひとつチャレンジします!得意の100m背泳ぎは封印し、初めてバタフライに出場します。溺れているかもしれません(笑)」と話していた小野選手。
初日は、「100m自由形」に出場。
応援に駆けつけた社員は、声を合わせて選手を後押しします。
1分16秒16で優勝!電号掲示板に「NR」(日本新記録)が掲示されると、応援席はさらに盛り上がりました。
2日目、チャレンジの「100mバタフライ」に出場。
初挑戦とは思えない安定した泳ぎで、1分46秒22で見事3位入賞を果たしました。
大会後、小野選手は「課題を克服するためのトレーニングが記録に繋がってほっとしました。社員の皆さんの応援のおかげで日本新記録を達成できました。ありがとうございました」と話していました。
宮崎選手 自己ベスト更新!頑張ることが生きている証!
宮崎選手は、S14クラス「100m自由形」「200m自由形」に出場。
出場前、会場ロビーで応援に駆けつけた社員に会うと、礼儀正しい宮崎選手らしく「いつも応援ありがとうございます!」と深々とお辞儀をしていました。
初日は、「100m自由形」に出場。
社員の応援に後押しされ、56秒15の自己ベストを更新し2位となりました。
自己ベスト更新と聞き盛り上がる社員に、宮崎選手はガッツポーズで応えました。
2日目は、「200m自由形」に出場。
競技前、コーチからは「記録は気にせず、自由に泳いでみよう」との言葉がありました。
結果、2分00秒94の自己ベスト更新となりました。
競技後、『朝日小学生新聞』・『朝日高校生新聞』の小学生・高校生の記者さんからのインタビューがありました。
宮崎選手が語った「こうして泳げること、頑張ることが生きている証だと思っているよ」という言葉に胸が熱くなりました。
社員一丸で大会を全力サポート!
今大会では、応援のほか、大会運営のボランティアにも当社社員が参加し、準備や選手受付・車椅子貸出受付の対応を行いました。
参加した社員の中には、デフサッカー日本代表の松元 卓巳選手(福岡支店福岡第二支社)の姿も。松元選手は「自分自身も大会の際には、たくさんのボランティアの方に支えてもらっているので参加しました。たくさんの方々に、選手や競技に興味を持ってもらうために、小さなことからでも、自分ができることからやっていきたいと思っています。小野さん、宮崎君の仲間の活躍に、モチベーションが上がりました!」と熱く語っていました。
他にも参加した社員からたくさんの感想が寄せられました。
「ベストを尽くすことや自分で目標を設定してひたむきに努力することの大切さを改めて実感しました。応援の際は一体感もあり、また参加したいと思いました」
「小野選手の日本記録更新、宮崎選手の自己記録更新の場に立ち会えて熱くなりました」
「松元選手が福岡支店に配属されたことで、障がい者スポーツが身近に感じられ関心を持つようになりました。実際に観戦してみたら想像以上に楽しめました」
「同じ会社で働く仲間が選手として出場するなんて素晴らしい!応援できることがとても嬉しかったです」
AD Challenge Supportでは、チャレンジし続ける選手を応援するとともに、当社の行動指針「地域密着」を旗印に地域と一体となって、全力で障がい者スポーツ大会を盛り上げていきたいと思います。
選手交流会
観戦後、応援席で選手交流会がおこなわれました。
小野選手・宮崎選手からの挨拶に、社員からは温かい拍手と力強い声援が送られました。
応援・大会ボランティアに大活躍の松元選手も両選手を称えるとともに、「来年6月にはデフサッカーの日韓親善試合が福岡県内で開催されます。応援よろしくお願いします!」との言葉に職場の仲間から激励の言葉がかけられました。
また、来年度入社予定の前田一成選手も当社社員が全力応援。前田選手は、現在、宮崎県在住の高校生。今大会は、S10クラス「50m自由形」で日本新記録、「100m自由形」で優勝するなど将来有望な選手です。「応援ありがとうございました!」との挨拶に、社員から温かい拍手が送られました。