静岡県小山町で「マラソンキャラバン」を開催!

  • 2021年06月14日

    2021530日(日)、静岡県小山町総合文化会館にて、川内優輝選手による「マラソンキャラバン」を開催しました。

    会場の様子 ソーシャルディスタンスを保ちコロナ対策を万全に行いました。

    本イベントは小山町が静岡県内初のスポーツ振興条例を制定したことに合わせ実施されました。講演会には173名(スタッフ含む)、ランニング教室には小学生から高校生までの46名が参加。参加者の皆さまには「マラソンキャラバン特製のクリアファイル」をプレゼントしました。

    講演会「マラソンを通じて広がる世界」

    講演の様子

    川内選手は「マラソンを通じて広がる世界」と題した講演会で、学生時代を振り返り、走ることの楽しさを知った経験や、いわゆる「公務員ランナー」と呼ばれる独自のスタイルを確立した経緯、また人生の転機となったきっかけなどをお話ししました。
    「人生最高の経験となった、2018年ボストンマラソンでは、雨で気温が低く、100年に一度と言われる悪天候の中、積極的に飛び出し現地解説者にも笑われました。しかし、瀬古利彦さん以来31年ぶりの日本人優勝で世界を驚かせ、その後、ボストン球場での始球式や世界有数のマラソンランナーと交流することができ、マラソンを通じて自身の世界が広がる大きな転機となりました。」
    講演後には、「サイン入りマラソンキャラバンTシャツ」争奪じゃんけん大会を行いました。じゃんけんでは、参加者は声を出さずに司会者の方の声に合わせ行うなど、新型コロナ感染症拡大防止に配慮しました。

    ランニング教室

    ランニング教室の様子

    当初はグランドを参加者全員で走る予定をしていましたが、感染症対策を考慮し、ステージ上で行いました。参加者46名が、6人一組で川内選手と一緒に走り、その後に一問一答の機会が設けられました。
    川内選手は勉強とマラソンの両立についての質問に対して、「小学生の時から新聞を毎日読むことから始め、中学生になると政治経済面の事もわかるようになっていった。その後、大学入学後も積極的に受講し公務員試験にも合格できた。新聞を読むことを心掛けて欲しい。」と回答し、また子どもたちや参加者に向けて、「ランニング教室では子どもたちが自分で考え、良い質問が多く出ていた。スポーツも同じで自分で考える事、積極的に質問をすることで人生につながる。小山町は素晴らしい環境でとても好きになりました。みなさんありがとうございました。」と、メッセージと感謝を述べました。

    一問一答の様子
    参加者から鋭い質問もありました!

     

     

     

     

     

    集合写真


     

     

     

     

    池谷町長 挨拶の様子

    ★小山町 池谷晴一町長コメント
    「川内選手は日本の常識を覆すランナーで陸上界のパイオニア的存在です。小山町では今年3月に、県内初のスポーツ振興条例を制定し地域のスポーツ振興、町民の心身の発達、そして明るく健やかな町民生活の向上を目指しています。本日の講演会・ランニング教室もその一環として開催したもので、川内選手より学び、小山町から多数のスポーツ選手を育てたいと考えております。」

     

     

    高橋教育長 挨拶の様子

    ★小山町 高橋正彦教育長コメント
    「走ることは楽しい、と教えていただきました。川内選手が走ることで人生を楽しんでいるように感じました。私もこれから歩くことから始めたいと思います。また、闇雲に走るのではなく、常に考えて走ることが大切であると、子どもたちにも丁寧に答えてくださいました。是非、子どもたちにも走ることを好きになって欲しいと実感しました。」

     

    池谷町長にサイン入りTシャツをプレゼント!

     

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