ふじのくに地球環境史ミュージアム連続講座
「天地に在りて、道を究める」に登壇!

  • 2023年07月04日

    講座案内2024年6月11日(日)、川内優輝選手がふじのくに地球環境史ミュージアム連続講座「天地に在りて、道を究める」に登壇しました。

    本講座は、文化・芸術・スポーツなど各界の第一人者をゲストにお招きし、“天地に在りて、道を究める” という テーマを掲げ、田中章義氏(歌人・ふじのくに地球環境史ミュージアム客員教授)を聞き手として、ゲストとの対話をお楽しみいただく連続講座です。
    川内選手は第41話のゲストとしてお招きいただきました。

     

    地域貢献型プロランナーとして

    川内選手のトークテーマは、「地域貢献型プロランナーとして」。
    トークショーでは、マラソンを始めた経緯や箱根駅伝出場、ボストンマラソン優勝、ギネス世界記録やドーピング検査等、多岐にわたりました。

    川内選手
    田中章義教授

     

     

     

     

     

    田中氏「実業団ではなく、なぜ埼玉県庁を選んだのですか?」
    川内選手「ずっと公務員試験の勉強をしていて、公務員になって町おこしや地域振興をしたいと思っていました。実業団からは、大学3年生で声がかかるんですけれど、私は3年生のときは箱根に出ていなくて、1社だけ声がかかったものの、それは4年生の5月で公務員試験勉強が始まっている段階でした。国土交通省と埼玉県庁に受かって、最終面接で『いつまでも走り続けてくださいね』と言ってくださった埼玉県庁に入庁しました」


    田中氏「30代でも活躍をして、進化の秘訣はどこにありますか?」
    川内選手「楽しみながら走れたり、靴が良いものが増えています。プロ転向前の課題であった、スピードの強化ができていることもあります」

    会場の様子

    田中氏「(プロ転向時)あいおいニッセイ同和損保を所属にした決め手はなんですか?」
    川内選手「色々なところからオファーをいただきましたが、あいおいニッセイ同和損保は地域振興に力を入れていて、『川内選手が日本全国に遠征に行った際に、社員と一緒にマラソンを通じた地域貢献ができないか』と声をかけてもらったのが決め手でした」

     

    田中氏「これからの夢は?」
    川内選手「日本中・世界中でマラソンを走りたい。現在は、夢を追いながら頑張っている途中です。マラソンを通じて世界各国の大会に出場しています。(マラソン大会は世界中にあるので)私の夢は完全に叶うってことがないので、ひたすら追いかけています。そして、ボストンマラソンを優勝したら50年後に招待されるので、(招待される)81歳までフルマラソンを走れる元気な身体でありたいです。」


    トーク終了後は、参加者からの質疑応答が行われました。
    講座の後は、岸本年郎教授に館内をご案内いただきました。

    ミュージアム見学の様子
    田中教授 川内選手 岸本教授

     

     

     

     

     

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