
2023年9月29日(金)、川内優輝選手が島根県トップアスリート派遣事業の一環として雲南市立田井小学校にて講演・ランニング交流会を行いました。
本事業は、講師による実技指導や講話等を通して、トップアスリートの生き方や考え方について知り、夢や目標に向かって努力する大切さを学ぶことを目的として実施されました。当日は、川内優輝選手から全校児童13名と教職員・保護者・地域の皆さまに向けて、走る楽しさやマラソンを通じた経験をお伝えしました。
講演「世界のマラソン」
川内選手は講演で、ボストンマラソン優勝や、ギネス世界記録、世界中で走ったマラソンについてお話ししました。

「世界で活躍するために大事なこととして3つあります。
1つ目は『発想の転換』です。発想の転換に何が大事かというといろんなことを知ることです。知らなければあっているか間違っているかを考えることができないので、いろんなことを知ることが大事です。次に大事なのが、いろんなことを知っていても考えなければわからないです。なので、考える努力をすることが大事です。
2つ目は『挑戦』です。挑戦しなければ道は開けないです。失敗することもあるので怖いですけれど、挑戦することによって広い世界にでることができるので、勇気を持つことが大事なところです。そのためには英語の勉強もしてください。
3つ目は、3継続です。何をしたら楽しくできるかと考える。私でいうとマラソンを今すごく楽しくやっています。一人で練習するのではなくて沢山レースに出ていろんな人に見てもらいながらレースをするというのも楽しいですし、楽しさを作れる。また、、大きな夢というのは大事だと思うのですが、夢が大きすぎるのも夢に届かないというときに心が折れてします。小さな目標、この目標だったら自分が頑張れば達成できるという目標で目標を達成したら、また次の目標を作って達成する。それを繰り返していくうちに小さな目標が大きな夢になっていることがあるので、小さな目標を作る達成する、を繰り返してほしいなと思います。考え方を変えてみる、挑戦する、継続する、大事にしてほしいなと思います」


ランニング交流会「川内選手に挑戦!」
ランニング交流会は、準備運動からウォーミングアップ、川内選手VS児童全員のリレー対決が行われました。




走った後は、川内選手の質疑応答を実施しました。
川内選手のボストンマラソン金メダルや2週間後に控えたMGCファイナリストの盾、Six starメダルを持参。児童の皆さんが興味深く見ている様子が印象的でした。


