2018年11月10日(土)、一般財団法人 清心内海塾様の財団設立1周年記念事業セミナーがベルサール三田(東京都港区)にて開催され、小野智華子選手(パラ水泳/人事部)と当社スポーツ振興担当社員が登壇しました。セミナーは「『障がい者スポーツへの参加と環境整備』スポーツを通して障がい者支援を考える。」と題し、開催されました。
第一部では、スポーツジャーナリストの二宮清純氏による「障がい者スポーツの原点と支援の在り方」と題して、基調講演が行われました。また、第二部では、「障がい者スポーツの現状と参加・支援の在り方を考える。」と題し、パネルディスカッションに二宮清純氏、日本柔道連盟会長 山下泰裕氏、小野智華子選手、当社スポーツ振興担当社員がパネリストとして登壇しました。
当社スポーツ振興担当社員からは、欧州では学校生活やスポーツクラブの活動を障がい者・健常者が分け隔てなく合同で活動を行うことなど、障がい者に対しては健常者と同等に接している現状が紹介されました。また、小野選手は、国内での練習場確保の困難さを挙げ、例えば全盲競泳に必要な道具使用が周囲に危険を与えかねないとの誤解からプールの使用を断られた実体験を話しました。
最後に、一番大切な事は2020年以降も継続して支援すること、例えば“健常者の無意識の偏見を取り除くこと“や“障がい者がスポーツを楽しむ環境整備“などが大事であると確認し、閉会しました。
(※)「清心内海塾」は大田第一支社の大口顧客である「羽田タートル株式会社」の代表取締役が設立した一般財団法人で、「障がい者・高齢者・外国人・刑期終了者・生活困窮者等」の就職支援や職場復帰支援などを行っています。
AD Challenge Supportでは、今後も、大会応援を柱に様々な取組みを通して、多様性を尊重する社会の実現に邁進したいと思っています。