2018年12月16日(日)、丸亀市主催「第38回市民のつどい~人権講演会・障がい者スポーツ体験会~」が綾歌総合文化会館(香川県丸亀市)で開催され、人権講演会※ではデフサッカー日本代表 松元卓巳選手(福岡支店)が講演を行いました。
※人権講演会は丸亀市がパラスポーツを通じて人権意識を学ぶことを狙いとして開催したものです。
当日は約320名の市民の皆さまにご参加いただきました。
音のない世界で伝わるもの
講演会では、「音のない世界で伝わるもの~折れない心~」と題し、松元選手の「障がい特性」、「障がいにより不便に感じたこと」、「サッカーとの出会い」など、多岐に渡るステージでの話をしました。
ところどころで、松元選手が客席に下り、市民の皆さんと双方向でコミュニケーションをとる姿が印象的で、活気の溢れる講演会となりました。
講演会の最後に松元選手は、「心のバリアフリーの意識を持っていただきたい」、「障がいを持つ方々には積極的にコミュニケーションをとっていただきたい」、「障がいがあるから特別ではなく、皆さんと同じように考えていただきたい」と語りました。
来場された市民の皆さんは、頷きながら、熱心に耳を傾けていました。
丸亀市 梶市長からは、「本日の講演は意味深いものでありました。これを契機に、心のバリアフリーや人権教育に繋がればと考えています。このような取組みを積極的に行い、広く市民に知っていただきたい」とお言葉をいただきました。
AD Challenge Supportでは、今後も「共生社会の実現」に向け、選手とともに全国で講演・体験会を行っていきます。