2022年9月26日（月）、埼玉県立越ケ谷高校にて、デフサッカー・松元卓巳選手（福岡支店）が講演会を行いました。
当講演は、埼玉県教育局の主催による「令和4年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」として、講師を学校に招き、実体験に基づく話を通して、子供たちに夢に向かって努力することや、命を大切にすることへの考えを深めることを目的として実施されました。
「夢を諦めないことの大切さ～デフサッカーを通して～」と題した講演は、パラリンピックとデフリンピックの違いや、自身の障がいについて、聴覚障がい者とのコミュニケーションの仕方、デフサッカーについてなど、生徒に質問をしながら終始和やかな雰囲気の中行われました。
松元選手は日本代表選手を続ける理由として、「日の丸は簡単には背負えないし、背負っていることが生きがいで誇りを感じています。そして一番の理由は、日本代表になることが夢だったから。だから限界までやり切りたい。」と熱く語りました。また、「夢は100％叶いますとは言い切れないけど、やりたいことやなりたいものに向かってチャレンジすれば、その過程で何か得られるものがあるはず。好きなことに向かってひたすらにやってほしいし、周りにそういう人がいれば応援してほしいです。」とメッセージを送りました。
最後に越ケ谷高校の生徒から手話でお礼の言葉をいただき、松元選手はその生徒の手話にとても感動していました。
AD Challenge Supportでは、今後もパラスポーツを通じた共生社会・心のバリアフリー教育に努めてまいります。
