2023年度新入社員研修にて
「一日スポーツ講座」を実施!

2023年04月26日

2023年4月17日(月)、当社聖蹟桜ケ丘研修センターで実施された新入社員研修にて「一日スポーツ講座」を実施しました。
今年は200名が受講。コロナ禍より3年ぶりの対面形式にて実施、活気ある雰囲気での開催となりました。

当社のスポーツ支援について理解を深めつつ、目標設定の重要性、多様性・共生社会への理解と同期間のコミュニケーション向上、
チームビルディングを目的として、以下のプログラムで行いました。

①当社のスポーツ支援の概要 講師:スポーツチーム統括・倉田秀道さん
②「好きを極める~日本代表を経験して~」講師:元競泳・青木智美さん
③「音のない世界」+手話講座 講師:デフサッカー・松元卓巳選手
④「OFF TIME」研修 講師:ブランドサッカー協会
⑤チーム対抗ボッチャ大会

会場の様子

講義

 

広報部 倉田秀道さん

●当社のスポーツ支援の概要について

アスリート雇用がスポーツ支援の本質であると当社スポーツ支援の取組み概要を説明しました。現在所属しているアスリート紹介では、新入社員の小堀倭加選手(競泳)の挨拶も織り交ぜながら、選手と社員の身近さを強調しました。新入社員に期待することとしては、社員の応援が一番の支援であること、選手を支えながら盛り上げていく意義について語りました。また地域(自治体)との連携は、所属選手だけでなく、当社や地域にとってもwin-winの関係を築く仕組みづくりであるということ、スポーツの力によって職場の雰囲気を変え、SDGsに照らし合わせた意味のある取組みへと繋げていることを説明し、スポーツ領域への理解促進を図りました。

 

 

広報部 青木智美さん

●テーマ 「好きを極める ~日本代表を経験して~」

2022年6月に引退した青木選手からは「目標をしっかりもつ」「失敗から学ぶ」「最後まであきらめない」という3つのテーマに沿って、選手時代の経験を振り返りながら語りました。
目標を持ち、ゴールを明確にすることでタイムを縮めることができた経験から、意識の変化で結果がかわるため、業務でも目標を明確にして実行してほしい、また競技生活の中で培ったモチベーションの大切についても、ともかく仕事をプラスに考えて頑張っていってほしいと新入社員に向けて熱いメッセージを送りました。
セカンドキャリアをスタートさせて2年目となる青木さん。今後もスポーツを通じて何らかのかたちで交流を図っていきたいと自身の意気込みも語りました。

 

●テーマ 「音のない世界」 + 手話教室

自身の障がいやデフサッカー・デフリンピックについて説明しました。
認知度の低いデフサッカーの日本代表を続ける理由として、自分を成長させる大切な居場所であると語りました。
また自身の障がいについては実体験だけではなく、聴覚障がいについてわかるアニメ「なんちょうなんなん」を利用。聴覚障がい者が苦労している事例を歌と字幕を付けて紹介した動画は、わかりやすくも非常に心に打たれるものでした。聴覚障がいは見えにくい障がいであるため、「自分自身は障がい者とは思っていないが、聞こえないからできないことがあることだけわかってほしい」と当事者としての思いを伝えました。
後半では手話体験を実施。松元選手のレクチャーののち、3名の新入社員にも登壇してもらい簡単な自己紹介を手話で披露。ダイバーシティ&インクリュージョンの理解促進を図りました。

福岡支店 松元卓己選手
手話体験の様子

 

 

 

 

 

 

 

体験型講座

体験会1 ブラインドサッカー体験

ブランドサッカー協会「OFF TIME」研修を通じて、「見えない世界」「言葉だけで伝える難しさ」「コミュニケーション」・「チームビルディング」を体感しました。

ボールさばきに圧倒される様子
言葉だけで動きを伝える難しさを実感

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体験会2  チーム対抗ボッチャ大会

34班にわかれてリーグ戦を実施。ボッチャ体験を通じて、チームでのコミュニケーションと一体感醸成を図りました。

ボッチャの様子
同期入社の小堀選手も狙いを定めて投球

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~参加者の声~
【新入社員】
・「(青木さんの講義)これから、着任となり業務をどのように遂行すればいいのか不安も多かったですが、スポーツ選手の目標の立て方や、
モチベーションの保ち方は大変参考になりました。意識してみたいと思います。」

・「(松元さんの講義)共生社会について、自分事として捉える良い機会となりました。個性としてとらえるという言葉をきいて、自分もその考え方を大切にしたいと思いました。」
・「ボッチャを通して、同期とたくさん交流を図ることができました。楽しくて時間があっという間でした。」

【研修担当者】
・当社のスポーツ領域について理解を深めることができました。
・「難聴なんなん?」は家族会がクラウドファンディングで制作したアニメーションです。
難聴を理解するきっかけになりますので、是非とも視聴してみてください。(「なんちょうなんなん」で検索)
・レクリエーションでは、回を重ねることでコミュニケーション力が向上し、自然と協力しあえる雰囲気が非常に有意義だと感じました。

 

新入社員の皆さんには、今回の一日スポーツ講座によって何等かの感動や気づきを得て、共生社会の形成に貢献できる人財に成長してほしい
と思います。
AD Challenge Supportでは、今後も所属アスリートとともに、スポーツを通じた「共生社会」「心のバリアフリー」教育、「チャレンジする素晴らしさ」を伝えてまいります。

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