2023年7月23日（日）、SAGAアクア（佐賀市）にて、「鹿児島・佐賀エールプロジェクト※・パラアスリートの交流（水泳）」が行われ、元競泳・小林奈央さん（近畿損害サービス第一部）・パラ水泳・前田一成選手（宮崎支店）が指導者を務めました。
※佐賀県及び鹿児島県は、2023年「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」及び、2024年「SAGA2024国スポ・全障スポ」が2年連続で九州開催となることから、これを契機として、様々な分野で両県の一層の関係深化を図り、その絆を未来に繋げていくプロジェクト
尚、本交流会には、当社と（一社）パラ水泳連盟が協力しました。
当日は両県から50名の選手が集まり、障がいクラス・競技レベルに応じレーンを分けて行いました。
小林さん、前田選手とも知的障がいの選手を担当し以下のメニューで指導を行いました。
【練習メニュー】
ウォーミングアップ 200m×1
スイム 100×4 IM 1″40′
DrillK（25×4）×4 IM 1″00′
スイム 50×8 IM 2″00’or2″30′
クールダウン 400×1
〇小林奈央さん コメント
「佐賀県と鹿児島県の両県選手併せて50名程参加しました。私は知的障がいの選手を中心に5名を担当しました。知的障がいの選手の特性にあわせて、練習メニューを具体的にわかりやすく説明するよう努めました。
メニューは4泳法のドリルを中心に行いました。各選手、泳法の課題点を克服できるよう、具体的にアドバイスするよう心掛けました。ドリル練習中に泳法についての質問が多く飛び交い、意欲的な選手が多い印象でした。
今回のイベントで学んだことを所属先でも継続していただければと思います。」
〇前田一成選手 コメント
「私自身、初めての水泳教室イベントということで緊張もありましたが、いざ始まると、緊張も忘れ、2時間という時間があっという間に感じるほど指導に集中していました。
担当者したコースの選手一人ひとりと会話をして、自分が持っている技術や知識をお伝えすることができたと思います。実際にタイムが伸びた選手も数名おり、私自身も嬉しく思いました。今回のイベントは私自身にとって良い経験となり、自分自身の泳ぎを見直すきかっけにもなりました。11月の日本パラ選手権でSAGA AQUAに行きますので、今回参加された選手のみなさまと同じ大会に出場できることを楽しみに自分も頑張ります」
〇佐賀県ＳＡＧＡ２０２４・ＳＳＰ推進局 石井様
「おかげさまで無事、鹿児島県の選手を迎えての交流会を終えることができました。
選手たちは、普段とは違う指導者からの指導に、大変熱心に（休憩もとらず！）真剣に練習に向き合っていたように感じました。
特に小林さん、前田さんにみていただいたレーンは、全国、そして世界での大会を目指す選手もいましたので、そういった大会の経験を踏まえてのアドバイスはとてもありがたいものだったと思っています。」
AD Challenge Supportでは、今後もチャレンジするアスリートを様々な形で応援していきます。
小林さんによる前田選手の指導
交流会後には、小林さんが前田選手の指導を行いました。
前田選手の課題をヒアリングしながら、短時間ですが有意義な時間となりました。
