パラ陸上・白砂匠庸選手が
「令和5年度 三島市パラスポーツフェスティバル」にて講演!

2023年12月28日

20231125日(土)、「令和5年度 三島市パラスポーツフェスティバル」が三島市総合体育館(静岡県)で開催され、パラ陸上の白砂匠庸選手(広島支店)が講演を行いました。

 

本イベントは、パラスポーツへの理解を深めるとともに、誰もが気軽にスポーツを楽しむ機会を創出することを目的に実施されたものです。

 

当日は、ボッチャやゴールボール、フライングディスクなど様々なパラスポーツ体験会が実施され、スポーツ少年団をはじめ、たくさんの市民が来場しました。

チラシ
様々なパラスポーツ体験が行われていました!

 

三島市長 挨拶の様子

冒頭、三島市・豊岡武士市長より、白砂選手の紹介と当社の協力への謝意が述べられるとともに「スポーツに真剣に取り組んでいる選手の一人として、白砂選手の話を聞いて、これからの競技生活の参考にしてください。野球やバレーボール等、世界大会に出られるような選手になってほしいなと願っております。」と挨拶されました。

 

白砂選手は「パラリンピック!パリを目指して」と題された講演で、自身の障がいや困ったこと、克服してきたことなどわかりやすく説明しました。

2歳で左手欠損になった白砂選手。

「ボタンのついた服を着ることや、靴紐の蝶々結び等、できないことにチャレンジしてできるようになった時の達成感があることで次のチャレンジにつながっていった。

白砂選手 講演の様子

思春期の頃、左手を見られることが嫌でしたが、パラスポーツに出会ってから左手のコンプレックスがなくなりました。よく、アンケートなどで『障がいを追って困っていること』等聞かれますが、今では車の運転やパソコン操作などすべて右手でできるから困っていることがないくらいです。」

 

競技説明では、ジャベリックスローを使ってデモンストレーションを行い、競技中に装着している競技用の義手についてもお話ししました。

 

 

白砂選手 デモンストレーションの様子
競技用の義手について説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、当社所属アスリートにも触れ、「パラ陸上だけやっていると他競技の選手と交流する場がないので、所属先に色理路なアスリートがいるので練習方法など情報交換をして参考にしています」

と伝えたうえで、今後の目標として、

講演会の様子

「東京大会に続きパリパラリンピックに出場するため頑張っています。自分の競技・クラスのライバルがたくさんいます。やり投は個人種目だけど、F46クラスがチームとして世界で戦えるレベルになるよう切磋琢磨しています。

皆さんに伝えたいことは、まず、得意なところから頑張ってください。苦手なところの克服法は、課題についてメモを取って、さらにその課題を細かくかみ砕いて、小さなことをコツコツとやっています。小さな積み重ねを1年の365日続けると大きな成果につながります。皆さんもそれぞれの競技等頑張ってください!」と締めくくりました。

 

AD Challenge Supportでは、今後も選手とともに、パラスポーツの魅力を発信していきます。

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