2019年11月11日(月)・12日(火)、視覚障害者柔道の石橋元気選手(人事部)が、士別市立糸魚小学校(北海道)で講演・体験授業を行いました。
11日は保護者向けに講演を行いました。
講演会は、「令和元年度士別市PTA連合会朝日支区地域活性化事業」として行われ、士別市教育委員会より中峰寿彰委員長をはじめ自治体・学校関係者の方にもご参加いただきました。
参加された保護者の皆さまの中には柔道経験者も多く、視覚障害者柔道についての質問も多くあり、大変盛り上がりました。
12日は講演に加え、視覚障がい者介助とボッチヤ体験授業を行いました。
講演では「置かれた場所~視覚障がいを通して知った~」と題し、自身の障がいを診断された時のことや盲学校へ進んだ経緯、競技との出会いをお話ししました。
石橋選手は盲学校での経験から「最初は行きたくなかったが、盲学校で様々な視覚障がい者とふれあい、不安が解消され勇気をもらった。嫌なことでも偏見を持たないことが大事だと思う」とお話ししました。
全校児童40名とアットホームな雰囲気の中、皆さん真剣な眼差しで聴いていました。
体験授業では、視覚障がい者介助体験とボッチヤ。
介助体験は、石橋選手のデモンストレーションの後、ペアになり、アイマスクを使い見えない世界と介助を体験しました。
ボッチヤは初体験という児童が多い中、3人1組のチーム戦を行い、大変盛り上がりました。
AD Challenge Supportでは、今後も障がい者スポーツを通じた「心のバリアフリー」教育に努めてまいります。