中国AD倶楽部「感謝の集い」にて
水泳 金メダリストの成田真由美氏の講演を開催!

2014年12月24日
「感謝の集い」の様子
「感謝の集い」の様子

2014年11月17日(月)にリーガロイヤルホテル広島(広島県広島市)にて開催された「中国AD倶楽部『感謝の集い』」にて、水泳 金メダリストで、現在も現役の水泳選手として健常者のマスターズ大会などに出場されている成田真由美氏の講演が開催されました。
今回の成田氏の講演は「自分の可能性を求めて」と題し、夢や目標を持つことの大切さ等についてお話しされました。
なお、今回の「中国AD倶楽部『感謝の集い』」には当社のお取引先企業の皆さまなど、200名以上の方々にご参加いただきました。

努力の積み重なった「三角形」

成田氏は指で三角形を作りながら「三角形の頂点にあるものは「夢」や「目標」だ。その「頂点」に辿り着くまで、諦めずに日々の努力を積み重ねていくことで、やっと「頂点」に辿り着き、「夢」が叶う。一つ「夢」が叶うと、また次の「夢」に向かって努力する。人間が持っている可能性というものは素晴らしいもので、残された能力を精一杯、発揮すればどんなことにも挑戦でき、なんだってやれる」とお話しになりました。

また、最高のライバルで親友だったドイツのカイ・エスペンハイン選手とのエピソードをお話しされ、講演に参加された方の中には「成田氏にとってライバルのカイ選手の存在がいかに大切な存在であったか、またアスリートにとってライバルの存在がいかに重要なものであるかを実感した」と話された方もいらっしゃいました。

 

障がいを持つ方に対する目線を変えてみよう 

ブルーのラメの入ったご自慢の「愛車」とともに登場した成田氏
ブルーのラメが入ったご自慢の「愛車」とともに登場した成田氏(ご本人いわく「トラック野郎みたいでしょ?」とのこと)

成田氏は「『障がいを持っているということ』『車いすに乗っているということ』は目が悪い人がメガネをかけるような、ごく普通のこと。測ることはできないが、車いすでの生活となったことで得たものは失ったものより多い。助けてくれる人々の優しさを知り、水泳の仲間やコーチ、最高のライバルやスイミングスクールの子どもたち、応援してくれる大勢の方々との出会うことができた」と満足そうにおっしゃっていました。

また、障がいを持つ方の中には、内部疾患などの障がいで、一見して障がいを持っていることが分からないことから、障がいを持っていることを理解してもらえず、悲しい思いをしている方もたくさんいらっしゃるそうです。「障がいを持っている人のほとんどが『普通の人と同じ生活』を望んでいる。もし、困っていたら『手伝いましょうか』と一言、声をかけてほしい。今までと違った角度で障がいを持つ者のことを見てほしい」と話されており、障がいを持つ方に対する意識が少しずつ変わっていくように感じました。

 

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障がい者アスリートを応援しよう!

夏季に行われる主な障がい者スポーツは以下となります。

中国本部③

 

障がい者スポーツ支援ブース
障がい者スポーツ支援ブース

成田氏は、「障がい者スポーツには多くの競技があるので、きっと気になる競技が見つかると思う。選手たちは一生懸命、心と身体を動かしているので、ぜひ応援してほしい」との思いを話され、当社としても少しで多くの方に障がい者スポーツについて知っていただけるよう、微力ながら地域の皆さまと共に盛り上げていきたいと思いました(今回の「感謝の集い」では障がい者スポーツ支援ブースを設置しました)。

 

 

 

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