元車いすバスケ日本代表 三宅克己氏が
厚木市セミナーにて講演!

2018年06月18日

2018511日(金)、当社 神奈川AD倶楽部※主催、厚木市・厚木市商工会議所共催で「ユニバーサルマナーセミナー」を開催しました。

本イベントは、当社オリジナルメニューとして、第一部に(株)ミライロの薄葉幸恵氏による講演「ユニバーサルマナーとは」、第2部に当社社員 三宅克己氏(元車いすバスケ日本代表/経営企画部)による講演の2部構成で行われたものです。

「神奈川AD倶楽部」とは、あいおいニッセイ同和損保が「情報提供」「企業交流」「地域貢献」の3つの柱で神奈川県に貢献する活動、及びその仕組みをいいます。

開会に先立ち、当社神奈川中央支店支店長より「当社は、2006年から障がい者スポーツ支援を行っている。誰もが活躍できる地域を目指して、今回は厚木市の皆さまと連携し、お住いの皆さまが、輝いて、快適に暮らせるお手伝いができればと思っている」とお伝えし、小林 常良市長からは、「今回、このようなセミナーを開催できることに感謝申し上げます。とかく私たちは自分を中心に考えがちになるけれど、相手への目配り、気配りをし、手を取り合うことがとても大切。今日の講演からたくさんのことを吸収していただきたい」と挨拶がありました。

会場には、約100名の市民の皆さまにお集まりいただき、手話通訳や字幕が入るなど、様々な配慮が見られました。

厚木市 小林常良市長 挨拶の様子
当社 神奈川中央支店長 挨拶の様子
会場の様子

第一部の「ユニバーサルマナーセミナー」では、今日からできるおもてなしの第一歩として、簡単なグループワークを盛り込みながら、わかりやすく進められました。

「ユニバーサルマナーとは、自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもと行動すること。特別な知識や高度なテクニックは不要。ハードはすぐに変えられないが、ハートはすぐに変えられる」との言葉が印象的でした。

三宅克己氏 講演の様子

第二部の三宅氏の講演では、障がいを負った経緯、車いすバスケットボールの魅力、国際大会出場など海外遠征を通じて感じたユニバーサルマナーについてお話ししました。

車いす操作のパフォーマンスを交えつつ、「障がい者スポーツは、共生社会を考えるための良いツールとなると思っている。実際に観戦することで、勇気や希望、感動等、気づきが得られる。まず、会場で観ていただきたい」と呼びかけました。

参加された皆さまからの声をご紹介します。

「健常者ではなかなか気付けない視点でのお話や実演を用いての体験がとても勉強になり、この先、お手伝いが必要な方がいたら積極的に声掛けから始めていきたいと思います」

「今まで障がいスポーツに関して知識がなかったですが、障がい者スポーツは、普通のものより激しく、超人も多いことで興味を持つことができた。スポーツの力はすごい!」

「事故に遭われてからの考え方や心の動きなど実際のメンタル面についてのお話はとても貴重で大変勉強になりました」

「バリアフリー化など施設をすぐに整備するのは難しい面もあるけれど、心の在り方は自分しだいで変えられることを改めて感じました」

スポーツは、社会を変える力があります。是非、皆さまも障がい者スポーツに触れてみてください!

AD Challenge Supportでは、地域の皆さまとともに、共生社会の実現に向けて、様々な形で発信していきたいと思っています。

三宅氏 パフォーマンスの様子
登壇者・スタッフが一丸となって・・・

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