2019年12月3日(火)、当社所属のプロランナー・川内優輝選手が、札幌市立豊平小学校(北海道)で講演・体験授業を行いました。
実施の概要は以下の通りです。
【ねらい】
- ①世界陸上マラソン代表川内優輝選手とのふれ合いを通して、実際に体を動かして運動する楽しさを実感し、体力を高める意欲を高める。
- (体育「体つくり運動)動きを持続させる能力を高めるための運動)
- ②川内優輝選手の様々な話を聞くことによって、子ども自身がより高い目標をもち、今後の生活の中で努力する態度を養う。
- (特別な教科 道徳 「よりよく生きる喜び」)
【対象児童】 〇5年生 75名 〇6年生60名 〇にれのき学級7名
ランニング体験
まず、全体で準備体操をした後、2組に分かれて5分間のランニングをしました。
児童からの感想です。
「前の人について行くのが難しくて、走るのが大変だったけど楽しかったです。これをたくさんやっている川内選手はすごいと思いました」
「川内選手が息切れをせずに走っていて驚きました。集団でみんなで息を合わせて走るのが難しかったです」
「列の縦・横揃えて同じスピード・リズムで走ることは難しかったです」
小さな目標をクリアした先に・・・
講演では、最初に、川内選手のボストンマラソンの金メダル、大邱世界陸上の銀メダル、アジア大会の銅メダルを参加した児童の皆さんに直接触れていただきました。
日本代表に何度も選出されている川内選手ですが、小学生の頃から早かったかというと、そうではなかったそうで、強くなったのは大学生の頃。
「強くなったのは、大きな目標があったからではなく、目の前の小さな目標、課題を一つひとつクリアしていったことによって、結果的には考えられなかったような夢、日本代表や海外の選手と戦えることが叶った。
大きな夢はかっこいいけど達成できないと思うと心が折れてしまう。努力すれば達成できる目標、小さな目標を達成した積み上げで大きな目標が達成できた。
もう一つ大事なことは、走ることが楽しくて好きになったこと。
好きなことなので、マラソンについて調べたり追求していき「もっと強くなりたい」と思った。高校生の時は日本全国をマラソンで巡りたいと思っていた夢が、社会人になって日本代表になると海外の大会から招待されるようになり、夢が広がっていった」
講演後には、たくさんの質問が飛び交い、すべての質問に丁寧に応えていました。
児童からたくさんの感想が届きました!一部をご紹介します。
「大人になったらイラストレーターになりたいと思っています。目の前にある目標をまず達成することが大切だとわかりました。これからも努力したいと思います」
「自分のペースで自分の道を歩むことを学びました。金メダルはまさか触らせてもらえるとは思ってなかったので驚きました。ダイヤモンドがついていてすごかったです」
「自分のなりたい仕事になって、なおかつ、その仕事を楽しくできるということは、すごく素敵なことだと思いました」
「英語が話せることの大切さや、支えてくれている会社の人への感謝の気持ちなど、人間として生きていく上での大切な努力、夢、関わる人への気持ちを学べました」
「川内選手のように目標を攻略していき、しっかりと確実に夢をかなえられるようになりたいです。そして、僕も仕事で世界にいっぱい知り合いを作って楽しく仕事したいと思いました」
「川内選手が出る大会では『後ろの人との差が50mだよ』とや『前の人と15秒差だよ』といって応援したいです。今日のお話を生かしてテニスを頑張りたいです」
AD Challenge Supportでは、今後も、選手とともにスポーツを通じて様々な活動を行っていきます。