
2022年7月8日(金)、福岡県オリパラ教育事業として、福岡県立育徳館中学・高校にてデフサッカー・松元卓巳選手(福岡支店)が体験授業を行いました。
このイベントは、松元卓巳選手による体験授業を通じて、①デフサッカーを知る、②ダイバーシティへの理解を深める、③地域、社会への貢献を考えるきっかけづくりの場とする、④夢・将来を考えるきっかけづくりの場とする、の4つの教育に資する授業を行うことを目的として開催されました。
当日は「デフサッカー」についての学習から始まって、松元選手がどのような経緯で「デフサッカー」と出会い、日本代表にまでなれたかのストーリーが披露されました。
講演のテーマは『夢をあきらめないことの大切さ』。いままで身体的なハンデを抱えながらも、「自分にできる事はなんだろう?」という前向きな気持ちを持ち続けている事が、かつて出来なかった事ができるようになる原動力になっているという話に、参加していた生徒たちは目を見開いて聞き入っていたのが、とても印象的でした。
普段なかなか触れあう事の少ない聴覚障がい者の人が、どんな事に苦労をしていて、どんな努力をしているのか、という事についての丁寧な松元選手のプレゼンテーションに生徒の皆さんは聞き入っていました。
今回は中高一貫校という事で、中学1年生から高校2年生までの約630名の生徒が一堂に会しての講演は迫力のあるものでした。
最後の生徒からのお礼の辞にも「『夢をあきらめない事』の大切さについて感じる事ができました」とあり、非常に有意義なイベントとなりました。


〇福岡支店 担当次長コメント
「生徒の皆さんが、ハンデを負いながらも、目標(夢)を常に持ちながら成長し続けている松元選手の話に目を輝かせている姿が印象的でした。生徒さん一人一人にとって「聴覚障がい者」に、どんな苦労があるのか?健常者として何がしてあげられるのか?といったテーマに触れる非常に意義深いイベントとなったようでした。」
AD Challenge Supportでは、今後もパラスポーツを通じた共生社会・心のバリアフリー教育に努めてまいります。