車いすバスケ・秋田啓選手が鳥取県で講演!

2022年08月17日

2022年8月3日(水)4日(木)、車いすバスケ・秋田啓選手(中部損害サービス第三部)が鳥取県にて講演・体験会を行いました。

8/3 鳥取県警察学校

秋田啓選手

鳥取県警察学校より、初任科生(新人警察官)32名に対する講演・体験会のオファーをいただき、実現したものです。

警察学校初任科の新人警官に対して、障がい者の特性を理解し、人権に配慮した警察活動の行える警察官に育成する目的として行われました。

 

「障がいを負ってからパラリンピック銀メダリストになるまでの道のり」

講演の様子

講演会では「障がいを負ってからパラリンピック銀メダリストになりまで道のり」と題して、障がいを負った経緯、車いすバスケとの出会い、その後、当社への入社がターニングポイントとなったこと、東京パラリンピック出場の振り返りなどが語られました。

受講生はメモを取りながら、秋田選手の話に聞き入り、多くの気づきが得られたようです。

多くの質問が寄せられましたが、特徴的な質問として、「練習や苦しい局面をどのように乗り切ったのですか?」に対して、秋田選手は「この練習は何のための練習なのか、練習の意味合いを考えて行うことで、真に競技力向上につながるはず。自分で考えて練習しないと意味がなくなってしまう。皆さんの日々の講習や教育課程でも同じことが言えると思う。しっかり考えて頑張ってほしい。」と回答。新人警官の胸にしっかり刺さりました。

 

「体験会」

講演会に引き続き、体験会では、車いすバスケットボール用の車いすを使い、車いす体験・試合形式によるシュート体験を実施しました。

さすが警察官の卵だけあって身体能力の高さがが目立ちましたが、秋田選手の車いすの操作性に触れ、その高度な技術に驚きの連続でした。

 

講評では学校長(植木警視)より、「新人警官にとってよい学びとなった、この講演を新人教育に生かしたい。」との言葉をいただいきました。

初任科生との集合写真
植木学校長と

【参考情報】

当日、NHKの取材が入り、ニュースで放映、ネットニュースにも掲載されました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20220804/4040012482.html

 

 

8/4 鳥取県主催事業

秋田啓選手

毎年恒例となっている鳥取県での秋田選手「講演会・体験会」が開催されました。

鳥取県が標榜しているパラスポーツの機運醸成と、パラスポーツを通じたユニバーサルマナー・ダイバーシティの理解促進を狙いとしています。

 

「メダルまでの道のり」

講演会の様子

地元鳥取県の車いすバスケ・立岡ほたる選手がインタビュアーを務め、秋田選手に、交通事故で片足切断となったときの気持ち、車いすバスケとの出会い、日本代表に選出されてからの活動、東京パラリンピック銀メダルの感想、日本代表チームの目標など質問形式での講演を実施しました。

参加者の中には障がいをお持ちの方もおられ、皆さん自分のことのように真剣に秋田選手の言葉に耳を傾けていた姿が印象的でした。

 

「体験会」

体験会では、参加者の人数分用意された車いすに乗り、車いすリレー、シュート体験など、車いすバスケットを楽しみながら体感しました。

秋田選手のデモンストレーションでは、その迫力ある動きを目のあたりにして参加者から大きなどよめきと歓声で会場が盛り上がっていました。

 

秋田選手から手渡された東京パラリンピック銀メダルを一人ひとりが重みをかみしめて、写真を撮ったり、首からかけたりと、思い出に残るイベントとなりました。

参加者との集合写真
車いすバスケ 立岡ほたる選手と

【参考情報】

当日、取材が入り、日本海新聞などで記事化されました。

https://www.nnn.co.jp/news/220805/20220805001.html

 

 

 

〇広報部スポーツチーム推進役 コメント

「新人警官への講演では、秋田選手の練習に対する姿勢が、警察官の日頃の努力とオーバーラップされ、多くの気づきを得ていただいたように感じています。当社と県警の協定関係もあり、鳥取県での更なる県警本部との関係強化、地域活動につながることを期待しています。

鳥取県での講演等は毎年恒例になっていますが、県の本気の姿勢に、毎回、頭の下がる思いです。こういった取組みを契機として、県との連携、地域におけるプレゼンス向上がますます定着し、地域における活動が真にCSVにつながる予感がしています。」

 

 

 

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