パラ水泳・小野智華子選手が
北海道遠軽町立丸瀬布中学校にて講演!

2023年01月12日

20221212日(月)、パラ水泳・小野智華子選手(人事部)が、北海道遠軽町立丸瀬布(まるせっぷ)中学校にてオンライン講演を行いました。

 当講演は、北海道教育委員会主催の「子どもの心に響く道徳教育推進事業」の一環で実施されたものです。

 

小野選手は「夢の実現のためにチャレンジする」と題した講演で、幼少期のエピソードや、競技を始めたきっかけ、現在の練習環境や課題、今後の目標等をお話ししました。

講演の最後に小野選手は、「長い競技生活の中で、水泳を辞めたくなることもあったけれど、周りの方々の応援や支えがあり、もう少し頑張ってみようと踏ん張ることができました。諦めずに努力することで、新たな支援の輪が広がり、少しずつ夢に近づいていることを感じることができるはずです。皆さんも、今夢に向かって取り組んでいることを、諦めずに続けてみてください。」と、生徒の皆さんにメッセージを送りました。

オンライン講演の様子

 

講演後、生徒の皆さんからたくさんの質問が寄せられました。

まず、「目が見えなくて困ること、一番大変だったことは何ですか」という質問に対しては、「方向音痴なので、移動が一番大変です。また、買ってきた食材の賞味期限が分からないことも困ります。」など、視覚障がい者が日常生活で感じるバリアについて話をしました。 

また、「水泳で気持ちがマイナスになったときはどうしていますか?」という質問に対しては、「とにかく、落ち込むだけ落ち込みます。後はどん底から這い上がるだけ。なにがきっかけでうまくいかなかったかを考えて、少しずつ気持ちを元に戻すようにしています。」と、壁にぶつかった時の乗り越え方について答えました。

 

生徒たちは、小野選手の話に真剣に耳を傾け、深く頷いたり、時より笑顔も見せながら、和やかな雰囲気の中での講演となりました。

 

 

 

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