川内優輝選手が志木市立宗岡小学校で講演!

2023年11月06日
現状打破:目標を達成するために

2023年10月24日(火)、当社所属プロランナーの川内優輝選手が志木市立宗岡小学校にて講演を行いました。

当講演は、埼玉県教育局主催の「令和5年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環で、児童生徒に命を大切にする心や夢に向かい希望と勇気をもってやり遂げる態度を育てるためにスポーツ選手や芸術家などそれぞれの専門分野の第一線で活躍する社会人を招き、その生き方にふれる講演会を通じて、子ども達の豊かな心をはぐくむ道徳教育を推進することを目的としているものです。

川内選手は「現状打破:目標を達成するために」と題し、生徒たちの『心のせんせい』として講演を行いました。

まず初めに自己紹介を兼ねて自身の生い立ちを紹介してくれました。小学校1年生のときは、家に帰ってから全力疾走を毎日おこなっていたこと、高校生のときは、文武両道で勉強もがんばっていたこと、大学生のときは、練習の成果があって箱根駅伝出場したことなどを紹介しました。その後、埼玉県庁の公務員時代には「時間がない」「スタッフがいない」「お金がない」の3つの「ない」を工夫して克服してきたことなど、マラソンとともに歩んできた人生を語りました。

講演の様子
会場の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、これまで色々な場所に行けたこと、色々な人と出会えた経験として、大会で訪れた海外の観光地や料理の写真をひとつひとつ丁寧に説明をし、世界各国に触れる写真で子どもたちを楽しませてくれました。

話に聞き入る子どもたち

 

最後は、夢と目標の違いについて説明をしました。
「夢は『できたらいいな』で、できない可能性が高い。一方、目標は『できるはず』で、叶えるための具体的な計画がある。小さな目標を積み重ねていくと、いずれは大きな夢につながっていくことなる。どんどん目標をクリアしていくことによって、夢だったことが手の届く目標になっている、ということが夢を叶えるために必要なことです。皆さんも夢があるなら、その夢に達するためにどのような目標を設定すればいいか考えることが大切だと思います。」と語り、自身も目標を達成した結果、日本代表として5回選出された、と話してくれました。

 

目標を達成するために大切なことは次の通りです。
発想の転換 ←色んなことを知る、どうやったら結果がでるか考える
挑戦(英語を勉強する ←世界中の人と会話ができる / 勇気をもつ(10月のMGCでの独走は勇気だったと語ってくれました。)
継続    ←簡単に結果がでなくても続ける、どうやったら楽しめるかを考える

夢と目標の違い
質問の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、質疑応答のピックアップです。
Q. 次の目標は何ですか?
A. 12月の防府マラソンで優勝すること、2月の大阪マラソンで自己記録の更新することです。

Q. 好きな教科は何ですか?
A. 社会です。大好きなので、一生懸命勉強した結果、大学にも合格できましたし、好きな教科をがんばることは大事なのかなと思っています。

Q. 最も悔しかったことは何ですか?
A. 々ありますけれど、50キロの大会で熱中症になり、49.7キロまで走って意識を失って危険してしまった大会があったので、あと300メートル意識を失わなければ~という悔しい思いがあります

Q. るときのコツは何ですか?
A. 自分に合ったリズムで走ることです。最初から飛び出して先頭になるのか、誰かについていって後から飛びだした方がいいか、考えることが大切です。

Q. 今まで一番心に残っている大会は?
A. アメリカのボストンマラソンの優勝です。気温3℃、向かい風のある転記の中で、オリンピックや世界陸上の選手を倒した経験は自分にとってすばらしい経験です。その大会から、世界中の人に自分を知ってもらえ、とても価値のあるものだったと思います。

花束を贈呈していただきました
保護者からもご質問をいただきました
談笑しながらサインをする様子
校長先生との記念写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AD Challenge Supportでは、今後もアスリートとともに、スポーツを通じて、地域貢献に資する取り組みを続けてまいります。

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