2023年11月17日(金)、元競泳・青木智美さん(広報部)が吉見町立東第一小学校にて講演を行いました。
当講演は、埼玉県教育局主催の「令和5年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環で、児童生徒に命を大切にする心や夢に向かい希望と勇気をもってやり遂げる態度を育てるためにスポーツ選手や芸術家などそれぞれの専門分野の第一線で活躍する社会人を招き、その生き方にふれる講演会を通じて、子ども達の豊かな心をはぐくむ道徳教育を推進することを目的としているものです。
東第一小学校では全校児童の約150人が参加しました。講演前の直前打ち合わせで、教頭先生より「最近の子どもたちに将来の夢を聞いても、どこかふわふわしていて明確な目標がなく、具体的な職業を目指す子どもたちが少なくなってしまっている。今回のキャリア教育で、青木さんから夢を実現させるために必要なことというテーマの講演を聴くことによって、子ども達が何かしら心に響き、考えるきっかけになってほしい。」と、本講演会事業に対する熱い想いを伝えていただきましたので、青木さんはその期待に応えるよう、意気込んで講演をスタートさせました。
青木さんは日本代表に入るまでの道のりを紹介した際、失敗をいかして次の選考でタイムをだした経験談として、「皆さんにここでお伝えしたいのは、失敗をそのままにしないでほしいということです。誰でも失敗やミスは起きてしまうと思うので、『なぜ起きてしまったのだろう』と考えてほしいです。失敗は次につながるヒントなので、『なにがいけなかったのか』、『何が足りなかったのか』考えてほしいです。」と述べました。
また、最後まで諦めないことの大事さとして、「一番は『好きになること』なので、まずは好きになって色々なことを経験し、頑張ってほしい」と伝えました。そしてこちらメッセージを受け、司会を進行してくださった先生からは「青木さんからの話を聞いて、これから自分が夢に向かって、どうやって頑張っていけばいいかよくわかったと思うので、それぞれが自分の夢に向かって頑張っていきましょう。」と、講演会を締めくくりました。
以下、質疑応答のピックアップです。
Q. 水泳が上手になった時期はいつですか?
A. 小学校6年生のときにジュニアオリンピックという全国大会に初めて出場できたので、その時期です。
Q.競泳の他にやりたかったことはありますか?
A. 3歳から水泳を始め、物心のついた頃には水泳をしていたので、それ以外はなかったです。今やれたらよかったと思うものはダンスです。
Q. 家に大きなプールとかあったのですか?
A. …あったら、もっとオリンピックでメダルがとれたかもしれません。(笑) 家にはプールがなかったので、スイミングスクールで練習をしました。
Q. 両親も日本代表選手ですか?
A. 違います。母はまったく泳げず、息継ぎなしで25m泳げるかもしれないレベル、父はある程度は泳げました。
Q. どうやって水泳が上手になったのですか?
A. 小さな頃はとにかく水泳を楽しんで頑張りました。でも、年齢を重ねていくとそれだけでは足りないので、私は色んな人の泳ぎをみて、人の良いところを真似して泳ぐようにしました。
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