元競泳・青木智美さんが三郷市立立花小学校で講演!

2023年12月08日

2023年11月24日(金)、元競泳・青木智美さん(広報部)が三郷市立立花小学校にて講演を行いました。

講演の様子

当講演は、埼玉県教育局主催の「令和5年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環で、児童生徒に命を大切にする心や夢に向かい希望と勇気をもってやり遂げる態度を育てるためにスポーツ選手や芸術家などそれぞれの専門分野の第一線で活躍する社会人を招き、その生き方にふれる講演会を通じて、子ども達の豊かな心をはぐくむ道徳教育を推進することを目的としているものです。

立花小学校では3年生~6年生の児童の約100人が参加しました。司会を進行してくださった先生からは「青木さんの話を聴けるのは本当に貴重な機会なので、よく話を聴いて一つでもいいので学んでください」と開会のお言葉をいただき、青木さんの講演はスタートしました。

 

 

水泳を習っている人

はじめに青木さんは「水泳やっているという方はどのくらいいますか」と会場に問いかけると、手を挙げた子どもたちを見て「結構いますね~」と答えた上で、自身の得意な種目は自由形(クロール)であること、その中でも100mと200mを専門としていたと、自己紹介をはじめました。
「2015年、私が大学3年生のときに世界選手権という国際大会で初めて日本代表になりました」と伝えたのち、2016年リオデジャネイロオリンピックに出場したこと、2018年にはアジア大会で金メダルを取ったことなど、2022年の現役引退までのエピソードを語りました。

 

アジア大会の映像を観ていただきました
真剣に観ている子ども達の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、競泳を知ってほしいと、ルールについても説明をしました。
スタート台で「Take your mark」の指示でスタート位置について静止しなければならないのだが、体が動いてしまうとフライングとなり失格となること、
バタフライや平泳ぎは両手で泳ぐ種目のため、折り返しのターンやゴールタッチは両手でおこなわなければならず、片手では失格となること、
背泳ぎはターン動作に入るときを除いて仰向けになっていないと失格となること、など具体的な例をあげて教えてくれました。

最後に「自分がオリンピックにでるなんて本当に思っていなかったので、実際にオリンピックに出場できたことが素直に嬉しかったです。オリンピックは4年に1度の試合なので、どこの国もどこの選手もオリンピックに欠ける想いが強く気合が入っていることを感じました。」と、オリンピアンとして感じ取った想いを伝え、講演会を締めくくりました。

 

以下、質疑応答のピックアップです。
Q. これからの夢は何ですか。
A. オリンピックを経験できた人は日本中でも多くないと思うので、色々な人にこういったことを伝えていきたいです

Q. オリンピックの代表になるために一番がんばったことは何ですか。
A.派遣標準記録のタイムを意識して練習しました。不得意な練習法もあったのですが、「これをがんばれたら日本代表になれる」という想いで乗り越えました。

Q. プールを始めたきっかけは何ですか。
A.6つ上の兄がやっていたので、私もやりたいとなりました。

質疑応答の様子
質問に答える青木さん
代表児童から花束の贈呈

 

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