元競泳・青木智美さんが八潮市立松之木学校で講演!

2024年01月17日

2023年12月7日(木)、元競泳・青木智美さん(広報部)が八潮市立松之木小学校にて講演を行いました。

当講演は、埼玉県教育局主催の「令和5年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環で、児童生徒に命を大切にする心や夢に向かい希望と勇気をもってやり遂げる態度を育てるためにスポーツ選手や芸術家などそれぞれの専門分野の第一線で活躍する社会人を招き、その生き方にふれる講演会を通じて、子ども達の豊かな心をはぐくむ道徳教育を推進することを目的としているものです。

松之木小学校では5年生と6年生の約150人が参加しました。教頭先生からの紹介を受け、青木さんは自身の日本代表の経験を語ることによって、「これから習い事であったり、勉強であったり、色々とがんばっていく際に、ちょっとでもヒントになればいいなと思います」と講演をスタートさせました。

講演の様子
会場の様子
会場参加型クイズの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青木さんは自身の水泳人生を語る中で、日本代表選手40人のうち10人が同級生だったことを知った際、非常に驚いたと話しました。「私と同い年の人が日本代表として世界と戦う中、自分は日本選手権の決勝に行けるだけでいいのだろうか」、「3歳から水泳をやっていて、この先日本代表を目指さなくていいのだろうか」と思い、「自身ももっと上を目指そう」、「日本代表選手になりたい」と、思うようになったと語りました。

そして、日本代表を意識するようになってからは、派遣標準記録を達成するとために何が必要かを考え、自分の弱いところは何か自分のレースを振り返り、早くなるためには強くならなければならないので、練習回数を増やし、タイムを常に意識した練習を行ったそうです。そして自分で目標を立て実践した結果、1.31秒(1.5mくらいの距離)を2か月で縮めることができた成功体験を伝えました。「日本代表になりたいという明確な目標を持つことで、ランキングも上位に入ることができた」と述べました。

 

質疑応答では、クラスごとマイクをまわしていき、多くの子どもたちから質問を受けました。
以下、ピックアップです。

Q. クロールでうまく呼吸するにはどうすればいいですか。
A. 耳と腕をくっつけることと、呼吸をする際には真横に向くことです。

Q.泳いでいてよかったと思ったことは何ですか。
A.国際大会やオリンピックにでられたこと、競泳を通じた仲間ができたので、やっていてよかったと思います。

Q.仲間とどうやってコミュニケーションをとるのですか。
A.競泳は個人で戦う競技なのですが、リレー競技はもちろん、日本チームとして戦いにいくという仲間意識があります。競泳チームはもともと仲が良いのですが、加えて4月に代表選手が決まってからは合宿で練習やレクリエーションを行うことで、より絆を深めていけるのだと思います。

Q. 緊張のほぐし方を教えてください、
A. 貧乏ゆすりをします。一定のリズムで体を動かすので緊張をやわらげることができ、自分はできると思い込むことです。

 

最後に代表児童からの感想発表がありました。「毎回漢字50問テストでは98点しかとれないので、きちんと見直しをして次にいかしたいと思います」、「水泳は苦手ですが、今日の話を聴いて好きになりました」と嬉しいコメントをいただくととともに、「青木さんは現役を引退してしまったけれど、水泳で鍛えた根性で人生を楽しく生きてください!」とのエールをもらい、和やか雰囲気で講演を終えることがきでました。

質疑応答の様子①
質疑応答の様子②
質疑応答の様子③
質疑応答の様子③

 

 

金メダルを触らせてもらいました!
校長先生との記念写真
校長先生との記念写真
ごちそうになった給食

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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