車いすダンス 萬木信也選手が
大宮市のイベントに登壇しました!

2019年10月11日

2019年8月28日、埼玉県・大宮ソニックシティで2020年の東京パラリンピックを盛りあげようと、経営者協会や経済同友会、商工会議所連合会など埼玉県内の経済6団体が主催する「東京2020パラリンピック競技大会を盛り上げる講演会」が開催され、第1部では日本パラリンピック委員会高橋副委員長による講演、第2部ではパラアスリートによるトークセッションの2部構成で、トークセッションに当社の萬木信也選手が登壇しました。

開会式の様子
日本パラリンピック委員会高橋副委員長

講演会は、『2020東京パラリンピックの成功に向けて~共生社会実現への道~』と題して、高橋副委員長の特別講演からスタートしました。

高橋副委員長は、講演の中で、「最初は、障がい者スポーツ、パラリンピックをよく知らない人も多いはずだが、興味を持ったり、接することにより、その意識は大きく変わるもの。是非、意識してほしい」と、訴えられました。また、2020東京パラリンピックは、共生社会実現の『きっかけ』となる大会、会場に足を運んでもらいたいと、締め括ると、会場からは万雷の拍手で、関心の高さがうかがえました。

 

続く、トークセッションでは、車いすダンスの萬木選手のほか、水泳、アーチェリー、ブラインドサッカーの4人のパラアスリートが各競技の難しさや魅力を紹介しました。

トークセッション
デモンストレーションの様子

MCに促され、当社の萬木選手は車いすダンス競技を説明し、デモンストレーションを披露すると、会場からは感嘆のため息とともに万雷の拍手が起こりました。

萬木選手は「車いすダンスがパラリンピック種目でないことから2016年リオパラリンピックで閉会式でダンスを披露したことを挙げ、いつかは出場したいと気持ちを持ちながら頑張りたい」と、発言しました。

共生社会に向けた取り組みについては、困っている人には『ひと声かける努力』を是非、実践してほしいと語りました。

閉会式

参加した埼玉担当執行役員の感想です。

『パラスポーツの特徴としては「障がいを理由にあきらめるのではなく、どうしたらできるのかの視点でルールや用具を用意したら不可能を可能にすることができる」日本の障がい者人口は936万6千人であり、障がい者一人につき2人の近親者がいるとすれば、日本国民の約2,800万人が障がい者ならびにその直近の関係者だということ。つまり、身近だということであり、当然パラリンピックに出場したら応援に行きますよね?皆さんの回りの2人にパラリンピックの応援に行きましょうとお誘いください。それが真の共生社会に繋がるものと思います。』

 

萬木選手の感想です。

『今回、ご依頼をいただき、登壇することができて光栄です。どこまで伝えられたかわかりませんが、パラスポーツ、車いすダンスを知っていただくことができたと思います。これから、もっと努力しなければならないと感じています。こういった機会をいただき、多くの方々にご参加いただけたことに感謝したいです。』

 

AD Challenge Supportでは、今後も選手とともに、パラスポーツの魅力を全国で発信していきたいと思っています。

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