鳥取県スポーツ協会主催
「スポトピアとっとりフェスタ2023」にて講演!

2023年1030日(月)、川内優輝選手が(公財)鳥取県スポーツ協会主催「スポトピアとっとりフェスタ2023(東部)」にて講演を行いました。
当日は、総合型地域スポーツクラブ関係者34名にお越しいただきました。
「総合型地域スポーツクラブ」とは、地方の方が運営や活動に協力し気軽にスポーツに楽しめる環境づくりに尽力されているNPO法人などの皆さんです。
本講演は、当社が連携協定を締結している鳥取県へ川内選手の来鳥に合わせ講演会の開催を打診し実現したものです。

講演「市民ランナーから地域貢献型プロランナーへ」

川内選手 講演の様子

川内選手は、市民ランナー時代にどのようなことを考えながら結果を残していったか、プロになってどういう形でどんな活動をして地域を盛り上げていったのかについてお話ししました。

〇市民ランナー時代にどのようなことを考えながら結果を残していったか
「時間がない」「スタッフがいない」「お金がない」3つの「ない」の経験から、「メリハリをつける」「効率よくやる」「先のことを予測してやる」「レースは練習」「マラソン界の常識を打破」といった工夫をして克服。

〇プロになってどういう形でどんな活動をして地域を盛り上げていったのか
32歳から公務員からプロに転向」という決断を通し、当社の「マラソンキャラバン」による地域貢献について。

会場の様子

「日本代表のユニフォームやメダルを展示や、ブースを通じて写真撮影やサイン会など交流をしています。私はサインで『現状打破』と書くのですが、現状打破をみて現状を変えようと思ってもらえると嬉しいなと思って名前よりも大きく書いています。
私にとっても会社にとってもマラソンキャラバンは理想の実現のための共同作業であり、マラソンキャラバンを通じて、モデルケースとして、私たちと同じような会社や選手が増えればいいなと思ってこういうような活動をしています。今後、まだできていない地域でもマラソンキャラバンを実現することを目標にしています。」

当該クラブの目指すものの1つとして「明るく活力のある地域づくり、地域に貢献する人づくりを目指す」とあり、まさに川内選手が目指しいる地域貢献・地域振興とも合致し、参加された皆さんは講演にくいつくように聞き入っておられました。

講演後は、参加者の皆さまからの質問にお答えしました。
以下、質疑応答のピックアップです。

質疑応答の様子

Q.今後のマラソン界はどのように変わっていくと予測されていますか。
A.記録と勝負が分離しているかなと思います。ペースメーカをつけて2時間を切る時代になっていますが、世界大会の優勝やメダルはそこまでの記録ではないので、どちらかに偏ったほうがよいのかもしれません。日本人選手でもメダルや入賞は、冷静に戦略を立てることができれば狙えるのかなと思います。」

Q.川内選手は小学生に対してどんな言葉をかけるのがいいと思いますか。
A.「やはりポジティブな言葉がいいですね。怒らないといけない場面もあるかもしれないですが、何かいいところを見つけて、ほめるフォローを入れると競技に対するいやな気持ちはわかないのかなと思います。」

講演会終了後には、参加者全員での写真撮影はもちろんのこと個別の写真撮影にも応じて頂き、出席者の皆様は勿論主催者のスポーツ協会・県庁スポーツ課の皆さまにも大変喜んで頂きました。

〇鳥取支店 地域戦略室長コメント
トップランナーが出場しないような大会にも参加する事の意義(地域への貢献と振興)についての話もあり、当社が目指している地域密着・地方創生・地域貢献をまさに具現化されていると実感しました。地域で頑張っておられる『総合型地域スポーツクラブ』の皆さまへの講演ということもあり強く頷きながら講演を聞き入っている姿が本当に印象的でした。講演後個別の写真撮影にも気さくに応じる川内選手へもテレビとまったく変わらない姿・印象に皆さんが感嘆・感激されていました。」

 〇鳥取支店ディーラー特命担当次長 コメント
「 『スポーツ』 の枠を超えた 『ビジネス』 の世界でも 参考となる講演で大変興味深く聴かせて頂き、あっと言う間に時間が過ぎました。参加者からも数多くの質問が出ており、 大変喜ばれたと感じられ、当社社員である事を誇りに思えた瞬間でした。」 

参加者の皆さまとの記念撮影

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