2022年12月15日（木）、川内優輝選手が熊谷市立三尻小学校にて講演を行いました。
当講演は、埼玉県教育局の主催による「令和4年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環で、講師を学校に招き、実体験に基づく話を通して、子供たちに夢に向かって努力することや、命を大切にすることへの考えを深めることを目的として実施されました。
川内選手の座右の銘でもある「現状打破」と題し行った講演は、公務員時代「時間がない」「スタッフがいない」「お金がない」の3つの「ない」を克服してきた自身の経験をお話しし、
「小中高校時代、特に日本代表になれるレベルではなかったのですが、他の人と違うようなことを考えて自分自身が正しいと思うことを挑戦し続けることによって、こうして道が開けてきました。皆さんも今後、挑戦するチャンスはたくさんあると思います。
そうした挑戦するチャンスは、自分自身を変えて、より良い方向へ行くチャンスだと思いますので、普段からしっかり勉強や運動、お稽古事など、自分の可能性を広げてください！」と呼びかけました。
講演後、質疑応答がありました。一部ご紹介します。
Q．左足を負傷したと聞きましたが、どのようにしてモチベーションの保っているのですか？
A．自分自身にまだ可能性があると信じられたこと。また、過去の怪我の経験が役に立ちました。過去に同じような怪我をした時に良かったことはやって、悪かったことはやらない。治りも早いし治る目途がわかるので頑張り続けることができました。
講演後は大きな拍手で送られ、最後にはボストンマラソンの金メダルを実際に観ていただきました。
AD Challenge Supportでは、今後もアスリートとともに「チャレンジする素晴らしさ」を伝えてまいります。
