社員向け「食とスポーツをキーワードとした
健康増進セミナー」を開催!

2024年01月26日
山田悟医師と川内優輝選手

2023年12月8日(金)17:00より、「ロカボ」による健康増進を提唱する医師・山田悟氏と当社所属プロランナー・川内優輝氏を講師に招き、本社センチュリーホールにて、基調講演とトークセッションを開催しました。

本講演は、食事とスポーツに関する社員の健康増進・健康リテラシーの向上、健康経営の推進を目的としたものです。今年度は糖質の権威とトップアスリートのコラボレーション企画ということで、会場には180名超の社員が集まりました。

 

 

会場の様子

当社は、「社員が心身ともに健康に働く会社の実現」「社員一人ひとりのパフォーマンスの向上」「すべての人の幸福と自分らしい生活を支える~Well-Being~」を、健康経営の目指す姿として掲げており、様々な健康経営の取り組みを行っています。
今般、健康経営取り組みの一環として、社員の健康への意識を一層向上させる目的で、誰もが身近
に感じる「食」と「スポーツ」を題材とした医師とアスリートによるセミナーを開催しました。

本セミナーは二部形式で開催し、第一部は、山田先生と川内選手による講演を、第二部では、「血糖値上昇を抑えるための飲酒の方法」「無理なく運動を継続する秘訣」など受講者から募集した質問を取り上げ、モデレーターから両者に質問する形式でのトークセッションを行いました。

第一部は、まず山田氏が医師の立場で主に糖質制限について、体調管理には血糖値管理が重要であることなど、美味しく楽しみながら健康体を目指すための食生活の秘訣について解説いただきました。

その後、川内選手より最大限のパフォーマンスを発揮するには自分自身の特性を把握して食事を摂取することが重要であることを考えており、レース中にスタミナ切れをしないための独自の食事法で大会に望んだことを披露いただきました。川内選手は「スポーツ選手の私が実践するちょっとした食事の工夫」と題し、長く競技を続けるために1.体重とからだ水分量、2.普段の食事の工夫、3.レース前後の食事について、写真付きで紹介してくれました。

山田先生から食生活のアドバイスをいただきました
川内選手の実践する食事の工夫とは…

 

 

 

 

 

 

 

 

埼玉県庁時代の10年間は、春日部高校と久喜高校の定時制の事務職員だったことから、社会人になっても管理されて恵まれた食事(給食)をとっていたとのこと。離職時には、「ああ、もうこれで給食が食べられなくなるのだなぁ」と寂しさも抱くも、現在も尚、マラソンキャラバンや講演事業で小学校を訪れる機会に再び給食を食べる機会ができた、と嬉しそうに語りました。
川内選手は試合前夜には必ずカレーを食べることは有名ですが、MGCの際にはカレー700gを食べたエピソードについては、自身のロンドンマラソン550gでスタミナ切れを経験した改善だったと語りました。

第二部では、「血糖値上昇を抑えるための飲酒の方法」「無理なく運動を継続する秘訣」など受講者から募集した質問を取り上げ、モデレーターから両者に質問する形式でのトークセッションを行いました。

糖質制限を推奨する山田氏から「川内選手は糖質をとっても大丈夫な体質なのですね。トップアスリートとしてのエネルギーの有効性として 血糖の変動がなければよし」と、お墨付きをもらった川内選手。これからも自身のルーティーンを大切に、マラソンに励むと笑顔で話していました。

最後に「私の食事スタイルは『食べたら走る。走ったら食べる』マラソン選手のセオリーからかずれるかもしれませんが、極端な体重制限をしないスタイルが私の選手寿命の長さの秘訣です」と語った上で、「肉体面だけでなく、精神面の回復のためにもおいしい食事は重要です」と講演を締めくくりました。

第二部:トークセッションの様子
これからもルーティーンを大切にしていきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

セミナー終了後、「カロリーではなく糖質を制限すべきとの考えがなかったので驚きの連続だった」「目からウロコのことがたくさんあり、健康増進に関して強く関心を持つことができた」「川内選手の人柄や強さの理由を知ることができた」といった意見が挙がりました。
当日のセミナー映像を、後日全社員向けに配信するなど、今後も社員一人ひとりの健康意識のより一層の向上を図るとともに、社員が心身ともに健康に働くことを通じて、お客さまや社会・地域のWell-Beingの実現を目指していきます。

セミナーに参加した皆さんと集合写真

AD Challenge Supportでは、今後もチャレンジするアスリートを全力でサポートしていきます。

関連記事