元競泳・青木智美さんが川越市立霞ケ関小学校で講演!

2024年01月31日

2024年112日(金)、元競泳・青木智美さん(広報部)が川越市立霞ケ関小学校にて講演を行いました。

 

会場の様子

当講演は、埼玉県教育局主催の「令和5年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環で、児童生徒に命を大切にする心や夢に向かい希望と勇気をもってやり遂げる態度を育てるためにスポーツ選手や芸術家などそれぞれの専門分野の第一線で活躍する社会人を招き、その生き方にふれる講演会を通じて、子ども達の豊かな心をはぐくむ道徳教育を推進することを目的としているものです。

 

霞ヶ関小学校では3年生と4年生が参加しました。校長先生からは、新年に入ったタイミングなので、目標をたて、それに向かう努力をして夢を叶えた青木さんの経験を語っていただくことで、子ども達の心に響くものがあればありがたい、とのメッセージを受け、青木さんは講演をスタートさせました。

 

講演の様子

青木さんは日本代表を経験して感じたという、「目標を持つことの大切さ」「失敗から学ぶこと」についてお話ししました。

「失敗から学ぶこと」では2017年以降4月の日本選手権(代表選考会)で派遣標準記録が突破できなかった経験から、追加選考大会で記録を出すために、なぜ日本選手権で突破できなかったのか要因を考えたといいます。そして考え取り組んだ結果、追加選考大会で派遣標準記録を突破し日本代表になれたと語りました。

「失敗やミスはしてしまうものだし、決して悪いことではないと思います。ですが、その失敗をそのままにせずどうして失敗してしまったのか、次失敗しないためにどうしたらいいのかを考えてほしいです。」と皆さんにお伝えしました。

 

 

以下、質疑応答のピックアップです。

Q.レース前は緊張しますか?

A.「めちゃくちゃ緊張します。年齢を重ねていくと、これまで表に入れていたのでまた今年もと周りはそこまで期待していなかったかもしれないけど自分にプレッシャーをかけてしまい、吐きそうなくらい緊張していました。でもここに向かって練習と頑張ってきたので最後はやってきたことを信じてレースに向かっていました。」

 

Q.水泳を一言で表すと?

A.「水泳は私の『人生』です。3歳から初めて25年以上水泳を続けてきて小学校、中学校、高校、大学とどこを切り取っても水泳の思い出があります。なので水泳は私にとって人生かなと思います。」

 

Q.水泳をやっていてつらかったことはありますか?

A.「やっぱり練習はとてもきつかったのでつらかったなと思います。あとは小学校の頃は、放課後に校庭で遊んでいる友達を横目に見ながら家に帰って、宿題をして、練習に行くという毎日だったのでもっと友達と遊びたいなとか思っていました。けれど頑張ってタイム出た喜びとか水泳を通じて多くの友達ができたことの嬉しさが勝ったので頑張ることができました。」

質疑応答の様子
校長先生と

 

AD Challenge Supportでは、今後もアスリートとともに、スポーツを通じて、地域貢献に資する取り組みを続けてまいります。

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